英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。Python、Ruby、JavaScript、神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

英語

映画 The Last Black Man in San Francisco を見た。『ザ・ラスト・ブラックマン・イン・サンフランシスコ』

PLAN B 製作作品。安定の高品質。足、バス、そしてスケボーの上から愛しては憎むサンフランシスコの街。停留所を間に挟んだ『ゴドーを待ちながら』を思わせる構成も巧み。古い不動産や土地を私人が所有するという近代の人間のアイデアにしばしばくすぶる思い…

映画 Wild Nights with Emily (2018) を見た。『ワイルドナイツ・ウィズ・エミリー』

すごい終わり方...。義姉スーザンとの友情を中心にエミリー・ディキンソンの作家人生を描く。 映画的興奮はないけれど、大好きなニューイングランド史の一コマとして楽しんだ。 ブロンテ姉妹をはじめとする英文学、そしてやはり聖書を知っていると面白味が増…

映画 Gloria Bell を見た。ジュリアン・ムーア is 『グロリア・ベル』

今日は絶対絶対早朝の安い時間にこれ見るんだー!と決めて目をシバシバさせながら夜中の3時に納品したせいか、起きるまでの30分くらい、「原稿の初歩的な間違いを3か所指摘される」夢をみていた。 ので、この映画の半ば夢うつつの感じはぴったりはまった。背…

映画 On the Basis of Sex を見た。Words matter.『ビリーブ 未来への大逆転』←orz

面白かった。クリアな英語の愉悦に浸れる法廷劇。脳がシャッキリする。最近、骨折、肺がんの手術とギンズバーグ判事の心配なニュースが続いたが、少なくとも現政権のうちに倒れるのは本意でないと思う。RBGでワークアウト姿を見せていた判事。 素晴らしい後…

映画 Beale Street Could Talk を見た。バリー・ジェンキンスの『ビール・ストリートの恋人たち』

また、PLAN Bの新たな傑作が。 私は映画は終わったら即立ちます。エンドロールは見ません。というか、アンジェリーノもさっさと帰る。駐車場の出口が混むのやだしね。 日本では「クレジットで立つなんて」とか面倒なこと言う人いますけど。 こないだ日本から…

Be brave, respect others.

キリスト者であれば誰でも神の言葉を武器として携えています。 私が日常で一番よく使う武器はこれです。 「下がれ。サタン。」 (マタイ16:23から) ええ人ぶってイエスをたしなめたペテロに対してイエスが投げつけた言葉です。 私もキリスト者としてイエス…

映画 A Star Is Born (2018)を見た。ブラッドリー・クーパー初監督 × レディー・ガガ『アリー/スター誕生』

いつも聞いている辛口レビュー番組で、もうツバが飛ぶのが見えそうなほどレビュワーたちが興奮してほめていた作品。 話を知っていても引き込まれる、ガガを立てるクーパーがいい、脇のガガ父がいい、3回鳥肌がたった...云々。特にガガの良さをrawという言葉…

Goodbyeの語源。オブジェクト指向を生んだ日本語脳。

Goodbyeの語源が"God be with you"だと知って、なぜ今まで気づかなかったのかと感激している。思えば、Adiosの語源だって"to God"なんだよな。ところで、ダブルクリックや右クリックを開発したプログラマの中島聡氏の時間管理の著書に、ものすごくおもろいア…

映画 Book Club を見た。西海岸版SATCの30年後『ブック・クラブ』

アメリカ人が大好きな読書会をヒンジに据えた女友達4人モノ。ついでに白人業界モノ。 あえて感想書くのも野暮に思える類のショー。 完全なる予定調和を十分に楽しんだ。 思いがけず、LAだけでなくセドナ近郊の赤岩も観光できたし。観客席は見事にSATCの30年…

映画 The Rider を見た。カンヌ芸術映画賞 クロエ・ジャオの『ザ・ライダー』

すんごく良かった。現在、私の今年ナンバーワン。乾いた砂漠が舞台ながら、箔糸を織り込んだ目の細かい刺繍を見ているよう。 風や光の粒子ひとつひとつが輝いている。ひたすら華美な「説明」を排除し、事実を描き切った脚本、編集はとても好きですね。 監督…

映画 The Party を見た。サリー・ポッターの『ザ・パーティ』

私の好きな舞台劇風作品らしいけど、71分しかなくてソンじゃない? でもEbertが"The first must-see movie of 2018"だって言うんだよ...。観客席には、膝を打って爆笑しているおじさんが3人ほどいましたが、私には全く気に入るところなしでした。「皮肉イギ…

羽生選手にこそ、もっと英語を話してほしい。

今週、ニューストピック(私の場合、ラジオとGoogle Newsのアグリゲーション中心)を占めているのはフロリダの事件とその直後に始まった運動、そして『ブラックパンサー』への熱狂だ。「コイツはスポーツ、五輪、ジャパンに関心あり」と学習しているはずのGo…

神に捧げるいけにえ、次のステップへ(シリーズ献金 その11)

またタックスシーズンがやって来た。 昨年などは、客先からバラバラ届く納税書類ではなく、教会が出してくれた献金の証明書で私の年収総額が分かった。それを×10するだけだから。今年はそれもアテにならない。 なぜなら、10分の1きっかり捧げるのを止めたか…

映画 The Post を見た。『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』

面白かった!爽快。スピルバーグ、ストリープ、ハンクス??(げプ)と思わず、ぜひ見に行ってほしい。 そして、こちらの劇場でそうだったように、最後のニクソンの必死な後ろ頭に、大笑いしてほしい。日本のマスメディアのエライ人が、安さ倍増首相の接待受…

英語リーディングの習慣づけに。毎日、開くのが楽しみなメルマガ3本

先日日本から遊びに来てくれた友人が、1年「英会話教室」に通ってイキって外資系エアラインを予約したものの、green tea?すら聞き取れなくて唖然とした、と言っていた。 こういう話を聞くと、とにもかくにも場数だなあと思う。「かけ算の九九を忘れないのは…

レナ・ダナムのレイプ被告擁護(その後すぐ謝罪)に失望したり、学んだり

今朝、レナを非難する記事で、彼女が、Girlsのライターに対するレイプ被害の告発を「3%のミスリポートケース」と決めつけたことを知った。 Lena Dunham is trash https://thegrapevine.theroot.com/lena-dunham-is-trash-1820565772性被害の話になると、条件…

小学校は英語授業ではなく多言語イマージョンを取り入れては?

今教わっているギリシャ語の先生のクラスにいるのは、大学の統計学教授と、10歳くらいのアフリカ系の少年。教授は自分のオリジンがギリシャなので言語について知りたい、昔、両親が喋っていたからウッスラ分かる、というこの街ではごくごく平凡な動機。ちょ…

アメリカでは知られていないイシグロ。

イシグロ氏が今年受賞したのはBrexitの影響だろうなー。 彼は一貫して熱心な残留支持なので。自身の来し方をベースに主張されているのでとても説得力がある。ついでに、彼は、戦後の日本が侵略者であったことを忘れ、南京大虐殺を忘れ、システマチックな健忘…

映画 Brad's Status を見た。ベン・スティラー『ブラッドのステイタス』

注:ネタバレあります 面白かった! なんという分かりやすさ。クリシェと素っ気なさのさじ加減が絶妙。 つまり、ブラッドのミッドライフ・クライシスの描写は相当ベタベタなのだが、泣かせるセリフは「ハイ、ココ!」を感じさせないさりげなさ。 終始流れる…

洋書50冊の先に何がある?26冊目 "Nine Things Successful People Do Differently"とONE OK ROCK

ひょんなことから、ONE OK ROCKというバンドを知る機会が与えられ、久しぶりに足を運んだライブ in 西海岸がまさに「ライブ」で非常に良かったので、あれこれYouTubeで彼らの楽曲を聞いていた。そして、ボーカル君の英語インタビュー映像を見て励まされた。 …

映画 Baby Driver を見た。アンセル・エルゴート is『ベイビー・ドライバー』

トレーラーに全く惹かれなかったし、独立記念日でなければ見なかった作品。 公園にテントをはって花火の場所取りをしたが、あまりに暑い上、いらんお世話のスピーカーの音楽が不快(アメリカ人が外でかける音楽はいつも大音量すぎる)だったので、歩いて行け…

洋書50冊の先に何がある?25冊目: "He's Just Not That into You" 彼をすてるとき。

近所のおばちゃんが浪々と国歌斉唱をしている、July 4th前夜である。 だんだん興に乗ってきたようでビブラートが耳障りだが、何度聞いても実に映像的なポエムだなあ。 この歌だけで「やっぱ、アメリカ人になるべ」って思っちゃうもんなあ。SATCのコンサルと…

映画 Beauty and the Beast (2017) を見た。「美女と野獣」

"ハワード・アシュマンはオスカーの栄誉を見届けることはできませんでした。 Tale as old as time True as it can be."車に乗りがけに聞こえたラジオのナレーション。 断片だったので広告だかパブだか分からなかったけれど、ぐっと子ども時代に引き戻された…

英語嫌い、勉強嫌いの英語教師が理解できない

中学英語教員、TOEIC「合格」わずか 疑問も 英語教員、TOEIC“合格”2割 京都府中学「資質」はOK?京都に限らず、時々ニュースに上がる「公立校の英語教員が英語できない件」。「(TOEICの)点数が高いから良い先生とは必ずしも言えない」、それはそうです…

洋書50冊の先に何がある?21-23冊目 やる気ライフハック/エッセイの古典/ジュブナイルのロングセラー

「50冊の先に何がある?」も何も、この挑戦は短期間に大量に読む濃縮インプットに意味があるのであって、「何がある?」を体験できる条件を外れているのだが… 2016年は2冊しか読み上げてないし… 現実的な目標として、今年25冊読んで50冊到達できるよう頑張る…

映画 Café Society を見た。ウッディ・アレン「カフェ・ソサエティ」

後で評判やシノプシスを読むと、「いやー、それほどの佳品では…」という感想。 ハリウッドの虚実を描き出す!などというものでもない。 いじきたない男女2人の薄っぺらい純情物語。 ハリウッド界隈とギャングのターンは付け足し。特に劇中殺人しまくったギャ…

映画 Love & Friendship を見た。ジェーン・オースティン「レディ・スーザン」映画化

非常に退屈。 セリフ劇は好きなのに、魅力的な役者は1人も出てこないし、私にはコスプレしか楽しめるところがなかった。 (でもケイト・ベッキンセールのメイクがコンテンポラリー過ぎ。ヤンキーみたいだった)観客に一番ウケていたのは、聖書の知識をこね…

「英語のたくらみ、フランス語のたわむれ」を読んだ (2) 翻訳篇

翻訳の楽しみ、また特に日本の翻訳語の豊かさがじっくり書かれていて、翻訳者のはしくれとして、共感。 斎藤 さっきも言ったように翻訳はある意味で研究であるわけですよ。その訳者がどう異国の言語と向き合い、それを受容したか。それがすべてそこに凝縮さ…

「英語のたくらみ、フランス語のたわむれ」を読んだ (1) 文理分けのバカらしさとリベラルアーツの底力

久しぶりに日本語の本を紙で読んだ。ずっと前に買って実家にあったのを、一時帰国で持ち帰ってきた。 なかなかエキサイティングな内容だったのでメモ。 野崎 この冬学期はフランス語テクスト分析というのを2年生向けに少人数でやっていて、いまプルーストと…

アメリカ英語の発音

アメリカ英語の発音矯正のクラスに通って発見したことをメモしていくページ。<これが苦手!> 日本語を母語とする人が私含め2人いたので、そのどちらもが引っかかったところである。 サンプル数は少ないけれども、おしなべて日本語話者は苦手、と言ってもい…