2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧
福音(ゴスペル)のナラティブを触媒にほとばしるシスターフッド讃歌。 原作のわりと大きなエピソードは省いても、主要人物のそれぞれの信仰の言説をしっかりすくってあるのが好き。 神に近づいて若返る、というのは新約のメインテーマのひとつだし。数々のD…
ハリウッドの権威が好むディアスポラ物語で、あーハイハイと言いたくなる。 バーンスタインのバイオや音楽に興味は尽きないが、目下のイスラエル政府(イスラエルではない)powered by アメリカの非道がちらついて作品を寿ぐ気分になれない。トレーラー。
気に入った作品順。それぞれ、鑑賞日の日記にリンクしています。 今年の私にとって大きかった映画関連のできごとはふたつ。7歳のリクエストで10年以上ぶりに日本の映画館へ行ったこと。ポップコーンの巨大さはアメリカ標準だった。 それから、リサーチ・スク…
毒親脱出物語は好きなのだが、構成のバランスが良くない。 写しすぎに思えるシーンに加えて、メイン2人のビジュアルの相性の悪さゆえ。レベッカの言うとおり、オランダ絵画の少女のようなマッケンジーのたたずまいをひたすら楽しむ。 衣装も各種カーディガン…
私が知るこの世でいちばんの快楽はpageturnerを一気に読むこと。それと似た体験ができるほどプロットの吸着力が強い映画は久しぶりだーとワクワクしたのだが、後半は尻すぼみ。 ガラかめを真面目ちゃんのナタリー・ポートマンがやるのが適役とも言えるし、つ…
面白かった。 Certain Womenのリリー・グラッドストーンが印象的だったので、彼女がメインを張るのを見られるのがいちばん嬉しかった。白人がやってる搾取にjusticeの介入ができるのも白人だけというのはきついね。近所の映画館の最終上映回に行ったのだが、…