2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧
秀作『マンチェスター・バイ・ザ・シー』、最近の個人的ヒット『ザ・ビッグ・シック』に続く、アマゾン・スタジオ作品。脚本、演者のアンサンブルとも全く気負いがなく、笑いもさりげなく、とても好感が持てた。セリフで、『ハドソン川の奇跡』と似た発見が…
参院予算委員の閉会中審査中継のウソのウソによるウソのための答弁を聞きつつ。 これが黒案件だって登壇者全員が分かってるよね。いつまで続けるの、この茶番。誰も大騒ぎしない静謐な脚本で、"Home."というささやかな決めゼリフすら、突飛な恥ずかしい演出…
『ダンケルク』を横目に思い切り趣味に走る。台詞の多い作品と、ニューオリンズが好きなので。盛り上がりはThe Big Sick以上。 場内女の子でいっぱい、大いにキャアキャア爆笑して(私除く)最後には拍手が。 Girs' out movieとしては大成功だろう。 「大い…
なんじゃこりゃー。11ドルが...orzいや、多分よくできた作品だと思うんですよ。詩的で濃くまとまっていて。 でも、The Sense of an Endingに続いて、私はBBC Filmsとウマが合わないんだな…えーと、間男役、ひたすら生理的嫌悪感を催す造形(表情、喋り方)で…
ヒトの成仏を美し目に描く。。。これは超まずい作品。表現の文学っぽさ、斬新さに紛れたこの物語を受け入れるのは危険。 ハリウッドはニューエイジャーが牛耳っているとは言うけれど、私は無意味な陰謀論が嫌いだし、たまーに「神はいねえ」とか言い出す映画…
トレーラーに全く惹かれなかったし、独立記念日でなければ見なかった作品。 公園にテントをはって花火の場所取りをしたが、あまりに暑い上、いらんお世話のスピーカーの音楽が不快(アメリカ人が外でかける音楽はいつも大音量すぎる)だったので、歩いて行け…
近所のおばちゃんが浪々と国歌斉唱をしている、July 4th前夜である。 だんだん興に乗ってきたようでビブラートが耳障りだが、何度聞いても実に映像的なポエムだなあ。 この歌だけで「やっぱ、アメリカ人になるべ」って思っちゃうもんなあ。SATCのコンサルと…
久しぶりに「映画鑑賞」をしたなーという感じ。とても満足。 実はコッポラ作品だと知らずに見に行き、エンドロールでおお、そうか、と思った。緊張の続くエンタ―テイニングな筆運びで、とにかく隅々まで絵が美しい(兵士の配役除く)。The Beguiled ビガイル…