また、PLAN Bの新たな傑作が。
私は映画は終わったら即立ちます。エンドロールは見ません。というか、アンジェリーノもさっさと帰る。駐車場の出口が混むのやだしね。
日本では「クレジットで立つなんて」とか面倒なこと言う人いますけど。
こないだ日本から来た人と映画行って、ジッと動こうとしない彼を見て久しぶりにそれを思い出したんですが。
でも!この映画は、幕が降りてからお尻が椅子に吸い付いて離れなかったんです。
黒いバックに流れるゴスペルを聞いていたくなったんです。
そして周囲のフェロー・アンジェリーノたちもみんな。
濃厚な対話が随所にある中、ユダヤ教徒の青年に案内されるカップルの部屋探しの場面はよかったなあ。
『ムーンライト』に引き続き、Nicholas Britellの音楽が素晴らしい。
紫煙の軌跡にぴったりと合っていて。
ところでタイトルが、書籍を訳すほどの翻訳家さんでもわりと誤訳しがちなザ・仮定法ですねー。
そして、"Good news or bad news, which do you want first?"がとても粋に使われていたと思います。
観客席から、Good newsでティッシュと一緒のため息がもれましたから。
私の永遠のベスト1である A League of their own の監督ペニー・マーシャルが亡くなりました。
彼女が元女優だったことを訃報で初めて知った。彼女の数々の仕事に感謝します。
原作小説。
邦訳も。
ペニー・マーシャル監督、安らかに。
トレーラー。