2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧
学校の吹奏楽で「メモリー」なんかを演奏した経験はあっても、実はまともに『キャッツ』を見たことがなかったのでどんな構成なのかと行ってみた。 ストレスのたまる作品。 ジュディ・デンチが出てくるまでは特に厳しくて、何人か観客が途中退場。ダンス、特…
英国の選挙結果が出たところでなんとタイムリーな英国社会史。 やはり物語は人物伝が一番面白い。 実際、Brexitや支持政党について語る出演者も多く、観客もそこに一番膝を乗り出していた。私がUPシリーズについて知ったのは、NHKで日本編のドキュメンタリー…
楽しかった。言葉のワンダーランド、優れた役者が織りなす知恵に富んだ対話劇、地理や歴史、ある人物が信仰に至る経緯とそのかたち、バチカン業界モノ等々私の好きな要素がぎゅうづめ。 2人が別れてからが冗長なのと、お仕えする脇の人たちの描き方がやや大…
デュポン環境汚染訴訟に挑み続ける弁護士を描く。マーク・ラファロ、アン・ハサウェイ、ティム・ロビンス。
今年は不作だった感がありますが、上げておきます。スケールは文春シネマチャートの真似です。個人的に気に入った作品順。それぞれ、鑑賞日の日記にリンクしています。★★★★★ もう最高!ぜひ観て!! The Farewell『フェアウェル』 Waves『ウェーブズ』 Marriag…
面白かった。 演者がみんなすごく楽しんでますね。 ダニエル・クレイグも来春公開の第25作目で007やめるってよということだし、じっくりこういう役を積み重ねてほしい。美術もとても良かった。ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密(字幕版)ダニエル・クレ…
『ハリエット』の時代から170年、ここにもまたアフリカ系アメリカ人の出エジプト記が。 脱構築半ばで倒れる(少なくとも地上では)ロードムービーは『怒りの葡萄』『テルマ&ルイーズ』の系譜。常にクイーン&スリムを導く十字架。昼は雲の柱、夜は火の柱。 …