Bible
タイザー歴7年、自分史上一番すごいことが起きたので聞いてほしい。 要旨: 追徴に構えていたタックスリターン(確定申告)で、取られるどころか15,000ドル戻ってきた。今の円安レートなら200万円相当。 それは渡米以来初めて税理士を変えたことで起きた。 …
先週、2つ、経験のない仕事を「やってくんない?」と言われ、下記に引用した内田センのすすめを思い出してあんまり考えずに「いいよ」と言ったのでメモしておく。普段自分がしているウェブ開発や翻訳でも紹介で仕事がつながることは多い。人手がほしいときに…
去年、宣伝のスチールを見て「シャツが素敵!」と思って注目した作品。 ↓これな。 Neon主人公のモラトリアムに共感したし、2時間楽しめたけど、ここまで絶賛されている理由は分からず。 『WAVES/ウェイブス』でも感じたことだが、このプロットでがんを発症さ…
宣伝美術のイメージに反してシーラーズの庶民の日常を描いた作品で、とても面白かった。聖書にもたびたび出てくる「取税人」のつらさを思う。 相手を信じてお金を貸しているのに、なんだか悪者になってしまうという...。 本作の「取税人」にはかっこいい娘さ…
ジェーン・カンピオン怖いんだけど泣 『ブロークバック・マウンテン』と同じ後味。 主人公、この時代のこの土地に生まれたためにほんとにしんどかったね、最後まで何もいいことなかったじゃん...ってすごくかわいそうになるやつ泣 ↓↓ ホラ、苦しそうすぎる泣…
5/18/2021付けのNY Timesの特集。 WHAT WE SPENT IN A MONTH - Six American families open their doors — and their wallets — to show us how much life costs.毎日息するだけでどんだけお金かかんねん、という恐ろしい記事なのだが、その中で什一献金をし…
トール・フロイデンタール監督、チャーリー・プラマー主演。統合失調症に苦しむ少年の青春を描いた作品。
ディズニーランドで暮らす、とはどういうことか。 フロリダの「天国」、リタイアメントコミュニティでゆっくりと燃える人生を追いかける。 おそらく、現共和党政権の支持基盤の一部になったコミュニティ。 そしてたぶん、昨年はここの居住者の多くがほんとの…
ともあれ安堵。 2016年の投票日の夜、恐ろしくて聖書に慰めを求めたら「偽りの舌は滅びを招く」の箇所が開いた。 きっと神に何らかのお考えがあるのだろうと思うしかなかった。実際、この4年間はあまりに大きな犠牲を払い、たくさんの命まで失ってしまったけ…
タイトルからして見るしかない。 結婚でグリーンカードを得ようと奮闘するブルックリンの移民の物語と聞けばなおさら。 が、残念ながら四流作品だった。設定が複雑な彼女の苦しみ、不安は伝わったけれど、どうにもエピソードが陳腐で。 時折かぶさる大統領の…
カトリック業界が舞台。編集も音楽もパフォーマンスも拙くて見づらいが、興味のあるトピックなので見られた。
引き続き、Pride Month。アトランタ、シアトルをはじめ、多数の映画祭で観客賞を受賞したDaniel G. Karslakeのドキュメンタリー。 原理主義的で強硬なプロチョイスの福音派やカトリックの家庭とLGBTIの子どもたちの葛藤。イエスが十字架の上から語られた慈悲…
(元)依存症患者の心象風景を追った作品の中では今までに見た中で一番面白かった。 そもそも、Lost and found in translationの物語は、私が常に惹かれるテーマ。ローマに根を下ろしかけのアメリカ人デフォーが、イタリア語のレッスンを受け、英語話者のAA…
州の外出禁止令が出てから1か月半、ごくごく限定的だけれども、今週末から本屋さんなどの小売店が再開されるという。この期間に米国の失業率は戦後最悪に。 が、当社比で言えば、今ほど天の倉が開いたときはなかった。背景として、3月に連邦から請求された税…
州の外出禁止令が出てから早くも1か月。 あの週は映画館が閉鎖し、FedExで人数・時間制限が行われるようになり、ロンドン・ブリード市長の英断によっていきなりサンフランシスコがShelter in Houseを開始し、びっくりしているうちに連邦や市などあちこちから…
英語字幕で鑑賞。 2018年ベネチア国際映画祭クィア獅子賞受賞作。さすがにラストの突き放しには劇場内に Huh? という声が上がる。少なくとも、とても正直な作品だったと思います。やだなぁ、貧乏は...。 彼らの貧乏具合は、年代は違うものの、『ローマ』の青…
命がけの作品。事実、撮影中に4人もの関係者が命を落としたという。アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞はオバマ肝入りの『アメリカン・ファクトリー』が有力らしいけど、それよりもこの作品に受賞してほしい。少しでもたくさんの人に見てもらえるように。…
私は19歳のときにアムネスティの活動に参加して以来、死刑制度に反対である。一昨年、日本で新興宗教の関係者が一挙に処刑され、指示を出した閣僚がその夜に飲み会で盛り上がっていたという報道を読んだ。 心底おぞましいと思った。この映画を見て、囚人だけ…
家族から国家まで選べない共同体に生まれ落ちるにとどまらず、1人では生きられないようにプログラムされた人間というものの皮肉を思う。フランツとフランツィスカも、あのように揃って神のほうを向いて、2人だけで生きていけるならよかったのに。 神はそれを…
楽しかった。言葉のワンダーランド、優れた役者が織りなす知恵に富んだ対話劇、地理や歴史、ある人物が信仰に至る経緯とそのかたち、バチカン業界モノ等々私の好きな要素がぎゅうづめ。 2人が別れてからが冗長なのと、お仕えする脇の人たちの描き方がやや大…
デュポン環境汚染訴訟に挑み続ける弁護士を描く。マーク・ラファロ、アン・ハサウェイ、ティム・ロビンス。
面白かった。 演者がみんなすごく楽しんでますね。 ダニエル・クレイグも来春公開の第25作目で007やめるってよということだし、じっくりこういう役を積み重ねてほしい。美術もとても良かった。RNのマルタに共感したのは『ベアトリス・アット・ディナー』的な…
『ハリエット』の時代から170年、ここにもまたアフリカ系アメリカ人の出エジプト記が。 脱構築半ばで倒れる(少なくとも地上では)ロードムービーは『怒りの葡萄』『テルマ&ルイーズ』の系譜。常にクイーン&スリムを導く十字架。昼は雲の柱、夜は火の柱。 …
まいった。「私にとって一番大事なことが何だか分かるかい?今、ロイドと話をしているこの瞬間だよ」 で、トントン、とドアを叩かれ、撮影中だというのにミスター・ロジャースがロイドをみとめてヤアヤアと歓迎に歩み寄る姿に嗚咽が内臓から突き上げた。 迷…
めちゃ評判悪い本作。でも楽しみにしていたのでめげずに見に行く。想像以上にトホホなシロモノ...。 過去の物語の要素をいろいろつまみ食い、しかもその一つとして成功してない...。 観客からもほとんど笑い声は上がらず。 出演者たちは、原案・脚本のエマ・…
1800年代後半アメリカの出エジプト記。 久しぶりに終映後の拍手を聞く。 映画というよりも、最後に数枚のテロップで紹介されたハリエット・タブマンの生涯「その後」に対して、という感じだったが。彼女はモーセのように祈る人だったが、「あなたの言われた…
Depressed. タテに細長い映画。怒声と凍えそうな画面がつらくて、早く終ってくれ〜とばかり思っていた。 弱っている人にはおすすめしません。トレーラーを見て絶対に好きじゃないなコレと思ったが、ウィレム・デフォーが主演なので観に行く。 彼はゴッホのま…
詩に出てくるYouがJesusだと仮定しても通るラブソングはいろいろあります。 セクシャルでなければ何でもそうじゃない?と思うかもしれませんが、私は聖書に書かれた彼の人となりに沿っているなーと個人的に思うものに限ってイエスへの讃美歌にしています。 3…
お坊さん(釈徹宗氏)と哲学者(内田樹氏)がお布施について話しているものを読んで↓、まず、「おれのものはお前のもの、でも最低10分の1は返しなさい」とはっきりガイドラインを示して「分配のトレーニング」、「持っているものを手放すトレーニング」をし…
トレーラーを見る限り、P!nkのWalk Me Homeという派手なBGMを使っていることもあり、はしゃいでる作品なんだろうなと思った。 タイトルも「私の好きなやつじゃない」シグナルをギンギンに発しているし。 が、Ebertが3.5/4をつけていたのと、『アメリカン・ハ…