英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

Bible

映画 Lingua Franca を家で見た。グリーンカード考『リンガフランカ』

タイトルからして見るしかない。 結婚でグリーンカードを得ようと奮闘するブルックリンの移民の物語と聞けばなおさら。 が、残念ながら四流作品だった。設定が複雑な彼女の苦しみ、不安は伝わったけれど、どうにもエピソードが陳腐で。 時折かぶさる大統領の…

映画 Yes, God, Yes を家で見た。ナタリア・ダイアー『イェス、ゴッド、イェス』

今、教会については、感染者の増加に伴って室内の集会が禁止になるというロックダウン中より厳しい状況にある。 それでも、近隣のいくつかの教会は顧問弁護士の言質を取った上、州のオーダーが憲法違反であることは明らかだとして、責任の所在を明確にして(…

映画 For They Know Not What They Do (2019) を家で見た。『フォア・ゼイ・ノウ・ノット・ワット・ゼイ・ドゥ 彼らは何をしているのか、わからずにいるのです』

引き続き、Pride Month。アトランタ、シアトルをはじめ、多数の映画祭で観客賞を受賞したDaniel G. Karslakeのドキュメンタリー。 原理主義的で強硬なプロチョイスの福音派やカトリックの家庭とLGBTIの子どもたちの葛藤。イエスが十字架の上から語られた慈悲…

映画 Tommaso を家で見た。ウィレム・デフォーのFound in translation『トマーゾ』

(元)依存症患者の心象風景を追った作品の中では今までに見た中で一番面白かった。 そもそも、Lost and found in translationの物語は、私が常に惹かれるテーマ。ローマに根を下ろしかけのアメリカ人デフォーが、イタリア語のレッスンを受け、英語話者のAA…

あえてこの今、天の倉が全開。(シリーズ献金 その17)

州の外出禁止令が出てから1か月半、ごくごく限定的だけれども、今週末から本屋さんなどの小売店が再開されるという。この期間に米国の失業率は戦後最悪に。 が、当社比で言えば、今ほど天の倉が開いたときはなかった。背景として、3月に連邦から請求された税…

外出禁止1か月、ひとりで『バベットの晩餐会』に出席する。Babette's Feast (1987)

州の外出禁止令が出てから早くも1か月。 あの週は映画館が閉鎖し、FedExで人数・時間制限が行われるようになり、ロンドン・ブリード市長の英断によっていきなりサンフランシスコがShelter in Houseを開始し、びっくりしているうちに連邦や市などあちこちから…

映画 José (2018) を見た。クィア獅子賞受賞作『ホセ』のグアテマラ・ナウ

英語字幕で鑑賞。 2018年ベネチア国際映画祭クィア獅子賞受賞作。さすがにラストの突き放しには劇場内に Huh? という声が上がる。少なくとも、とても正直な作品だったと思います。やだなぁ、貧乏は...。 彼らの貧乏具合は、年代は違うものの、『ローマ』の青…

映画 The Cave (2019) を見た。シリア空爆下の医療現場から『ザ・ケイヴ』

命がけの作品。事実、撮影中に4人もの関係者が命を落としたという。アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞はオバマ肝入りの『アメリカン・ファクトリー』が有力らしいけど、それよりもこの作品に受賞してほしい。少しでもたくさんの人に見てもらえるように。…

映画 Clemency (2019) を見た。アルフレ・ウッダード 『クレメンシー 恩赦』

私は19歳のときにアムネスティの活動に参加して以来、死刑制度に反対である。一昨年、日本で新興宗教の関係者が一挙に処刑され、指示を出した閣僚がその夜に飲み会で盛り上がっていたという報道を読んだ。 心底おぞましいと思った。この映画を見て、囚人だけ…

映画 Hidden Life (2019) を見た。『名もなき生涯』Trotzdem Ja zum Leben sagen.

家族から国家まで選べない共同体に生まれ落ちるにとどまらず、1人では生きられないようにプログラムされた人間というものの皮肉を思う。フランツとフランツィスカも、あのように揃って神のほうを向いて、2人だけで生きていけるならよかったのに。 神はそれを…

映画 The Two Popes を見た。アンソニー・ホプキンス & ジョナサン・プライス『2人のローマ教皇』

楽しかった。言葉のワンダーランド、優れた役者が織りなす知恵に富んだ対話劇、地理や歴史、ある人物が信仰に至る経緯とそのかたち、バチカン業界モノ等々私の好きな要素がぎゅうづめ。 2人が別れてからが冗長なのと、お仕えする脇の人たちの描き方がやや大…

映画 Dark Waters を見た。リーガルスリラー『ダーク・ウォーターズ』

わたしはまた主の言われる声を聞いた、「わたしはだれをつかわそうか。だれがわれわれのために行くだろうか」。その時わたしは言った、「ここにわたしがおります。わたしをおつかわしください」。 (イザヤ6:8) ドクター・ナカムラの長年にわたる活動につい…

映画 Knives Out を見た。『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』

面白かった。 演者がみんなすごく楽しんでますね。 ダニエル・クレイグも来春公開の第25作目で007やめるってよということだし、じっくりこういう役を積み重ねてほしい。美術もとても良かった。RNのマルタに共感したのは『ベアトリス・アット・ディナー』的な…

映画 Queen & Slim を見た。Exodus 2019 『クイーン&スリム』

『ハリエット』の時代から170年、ここにもまたアフリカ系アメリカ人の出エジプト記が。 脱構築半ばで倒れる(少なくとも地上では)ロードムービーは『怒りの葡萄』『テルマ&ルイーズ』の系譜。常にクイーン&スリムを導く十字架。昼は雲の柱、夜は火の柱。 …

映画 A Beautiful Day in the Neighborhood を見た。実践 ミスター・ロジャース『幸せへのまわり道 ア・ビューティフル・デイ・イン・ザ・ネイバーフッド』

まいった。「私にとって一番大事なことが何だか分かるかい?今、ロイドと話をしているこの瞬間だよ」 で、トントン、とドアを叩かれ、撮影中だというのにミスター・ロジャースがロイドをみとめてヤアヤアと歓迎に歩み寄る姿に嗚咽が内臓から突き上げた。 迷…

映画 Last Christmas を見た。エマ・トンプソンら原案・脚本『ラスト・クリスマス』

めちゃ評判悪い本作。でも楽しみにしていたのでめげずに見に行く。想像以上にトホホなシロモノ...。 過去の物語の要素をいろいろつまみ食い、しかもその一つとして成功してない...。 観客からもほとんど笑い声は上がらず。 出演者たちは、原案・脚本のエマ・…

映画 Harriet を見た。私のフリーダム・ネーム『ハリエット』

1800年代後半アメリカの出エジプト記。 久しぶりに終映後の拍手を聞く。 映画というよりも、最後に数枚のテロップで紹介されたハリエット・タブマンの生涯「その後」に対して、という感じだったが。彼女はモーセのように祈る人だったが、「あなたの言われた…

映画 The Lighthouse を見た。ロバート・エガースの『ザ・ライトハウス』

Depressed. タテに細長い映画。怒声と凍えそうな画面がつらくて、早く終ってくれ〜とばかり思っていた。 弱っている人にはおすすめしません。トレーラーを見て絶対に好きじゃないなコレと思ったが、ウィレム・デフォーが主演なので観に行く。 彼はゴッホのま…

Jesusへの私的ラブソング

詩に出てくるYouがJesusだと仮定しても通るラブソングはいろいろあります。 セクシャルでなければ何でもそうじゃない?と思うかもしれませんが、私は聖書に書かれた彼の人となりに沿っているなーと個人的に思うものに限ってイエスへの讃美歌にしています。 3…

聖書の献金と布施、法施、無畏施(シリーズ献金 その16)

お坊さん(釈徹宗氏)と哲学者(内田樹氏)がお布施について話しているものを読んで↓、まず、「おれのものはお前のもの、でも最低10分の1は返しなさい」とはっきりガイドラインを示して「分配のトレーニング」、「持っているものを手放すトレーニング」をし…

映画 The Peanut Butter Falcon を見た。シャイア・ラブーフと『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』

トレーラーを見る限り、P!nkのWalk Me Homeという派手なBGMを使っていることもあり、はしゃいでる作品なんだろうなと思った。 タイトルも「私の好きなやつじゃない」シグナルをギンギンに発しているし。 が、Ebertが3.5/4をつけていたのと、『アメリカン・ハ…

ある姉妹が「日本人」による性的虐待に勝利した話

覚書。いつか、もう少し想像力を広げて思いめぐらすことができるかもしれないので。キリストが与えてくれた「ゆるし」の力を実践する集会に行った。 そこで、日系2世の女性が証をしてくれた。彼女は子どもの頃、父親と伯父から性的虐待を受けていた。 父親に…

映画 The Lion King (2019) を見た。放蕩息子の帰還『ライオン・キング』

これは個人的に脳内がバグるというかショートする。プンバァが登場するあたりまで慣れない。 昔、『子猫物語』にビックリするほど感動し、「プー助かわいそう」としばらく引きずった後に、柳の下で作られたパンダ物語だか子グマ物語だかを見たらなんとドーブ…

7月21日(日)絶対に参議院選挙に行こう。

私が今、毎日一番に祈っているのは日本の救いです。 具体的には、7月21日の選挙の投票率が65%を超えることを願っています。 今回の選挙は日本国がまともな近代国家でいられるかどうかの最後の分岐点だと思うからです。日本の全国紙は「与党過半数」、「低投…

映画 Mary Magdalene (2018) を見た。ルーニー・マーラ is 『マグダラのマリア』

ま、カトリックのえらいひとが何を言おうと、イエスの最後のときまで一緒にいて、よみがえった彼に最初に会ったのはマリアたちであり、野郎弟子は見事に全員逃げ去ったのは聖書的事実なわけでね。ほとんど聖書の筋は追っていない。 十字架にかかってからも聖…

映画 Wild Nights with Emily (2018) を見た。『ワイルドナイツ・ウィズ・エミリー』

すごい終わり方...。義姉スーザンとの友情を中心にエミリー・ディキンソンの作家人生を描く。 映画的興奮はないけれど、大好きなニューイングランド史の一コマとして楽しんだ。 ブロンテ姉妹をはじめとする英文学、そしてやはり聖書を知っていると面白味が増…

映画 Amazing Grace (2019) を見た。アレサ・フランクリンとマオリ族の舞踊とONE OK ROCK

1972年、LAの教会でシドニー・ポラックが撮りはしたものの、カチンコを忘れて音と映像をシンクさせられなかった等々で長らくお蔵入りになっていたスーパー貴重映像が現代の技術を得てついにスクリーンへ。 燃え上がる教会、湧き上がる魂のリズム。It takes a…

映画 Us を見た。ジョーダン・ピールの『アス』

不思議だ。妙な満足感がある。 最後のアイコンタクトは、それまで随所にちりばめられた少年の不審顔が一気に収束する計算の極致で最高でしたね。 面の奥の瞳が心から笑っていた。サンタクルーズ、まさに宵のボードウォークに行ったことがあるが、寂寥感に胸…

2018年の恵みについて(一部)(シリーズ献金 その15)

タックスリターンの季節がやってきたので、メモをしておく。2018年は毎週聖日には同じ額を捧げてきた。 これは、自分のギグな給与の4等分よりは多い、きれいな数字の額である。 プラス、聖日以外の礼拝にはそれよりも少ない、でもきれいな数字の額で。基本的…

当選した100万円をドブに捨てようとしている方を見た。(シリーズ献金 その14)

インターネット海上で、霊の法則に照らしてものすごーくもったいないことをしようとしていている方のポストが目に入った。togetter.comこれ、本当に最初の決意どおり、「パレスチナ難民への音楽教育に還元」を(書いてないけど)1円残らずできたら、それが10…