英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

映画 Wild Nights with Emily (2018) を見た。『ワイルドナイツ・ウィズ・エミリー』

すごい終わり方...。

義姉スーザンとの友情を中心にエミリー・ディキンソンの作家人生を描く。
映画的興奮はないけれど、大好きなニューイングランド史の一コマとして楽しんだ。
ブロンテ姉妹をはじめとする英文学、そしてやはり聖書を知っていると面白味が増すはず。

全然有名ではない1編だが、スーザンに宛てたとされる第1コリント15:43周辺を引用した手紙が登場したのでメモしておく。
パウロをいぢるエミリー。

"Sown in dishonor"!
Ah! Indeed!
May this "dishonor" be?
If I were half so fine myself
I'd notice nobody!

"Sown in corruption"!
Not so fast!
Apostle is askew!
Corinthians 1. 15. narrates
A circumstance or two!

彼女の詩にはタイトルはないの。

ところで、全般的にメイク失敗だと思った。舞台風を狙ったと言われればそうかも?と思うけど、そのわりには少女時代がコンテンポラリー過ぎて。

次の東海岸旅行では彼女が生まれ、そして死んだ家、Emily Dickinson Museum をぜひ訪れたい。
My Hero, the Outlaw of Amherst

トレーラー。