韓国語
21世紀の縁(인연)のかたち。 でもね〜、このふたりなら、来世まで待たずとも12年先は何が起こるかわからんよ。バーで3人で過ごしているのに2人だけの世界に入っちゃうやつ、まるで私もその場にいるみたいに除け者になった夫が気になっていたたまれなかった…
カンボジアンフレンチのDavy Chou監督による『ロスト・イン・トランスレーション』以上にLost in translationが歯がゆい逸品。それこそ同じ言語の話者同士であっても誰もがすれ違いまくる。 あまりに理解を超えてくる相手に、一言で消されるマキシムと一緒に…
韓国ドラマといえば、冬ソナの最終回20分だけ見たのが20年近く前。 あのときもまわりにそこそこ見ている人はいたけれど、記憶喪失というだけでげんなりするし、同僚から『夏の香り』がいかに同じ話かを聞いて大笑いして終わった。そして素晴らしい目利きの韓…
【2022 追記】私は下記のとおり感動して何度も見てしまったのだが、イ・ユナ役の俳優さんが手話ネイティブではないと知って完全にさめた。少なくとも米国の観客は彼女を普段から手話を使用している俳優さんなのだと思って見ていました。フェアではない簒奪に…
詩で綴るLAダウンタウンの西側地区。大変dopeでよかった。 書いてパフォームするのが、アマンダ・ゴーマぢおンを含むアンジェリーノの詩のスタイル。 多面体のこの町の中でも「知っている」と思えるシーンがいくつかあった。『エイス・グレード』と同様、原…
リー・アイザック・チョン監督、スティーヴン・ユァン主演『ミナリ』の鑑賞日記、ネタバレあり。
ニューヨーカー誌掲載のチャンネ・リーのエッセイをもとにした作品。 アジア系アメリカ人のステロタイプ・エピソードを詰め込んだ。 とはいえ、子どもに圧をかける親も、lost in translation も、クリスチャンコミュニテイも、サンフランシスコも、家の味の…
主演のウニちゃんの体の通りの良さに驚嘆。 彼女にとって感覚をすみずみまで行き渡らせることができるのは指先だけではない。『ドライブウェイズ』に続き、とても文法の正確な作品。クリシェだらけという意味ではなくて、この動詞にはあの形容詞の組み合わせ…
一気に見ると面白いことがいろいろあった。 まず、いろんな言語を一度に楽しめたこと(St. Louis Superman以外は全編ないしは一部分を英語字幕で鑑賞)。 それぞれの編集のしかたの違いが相対的に見えやすくなったこと。印象に残った順に。 ■ In The Absence…
英語字幕で鑑賞。 同じく対金持ちの『バーニング』のイメージを勝手にひきずってつぶやき系かな、とうっすら思っていたら、ずっと輪郭のはっきりした語り口だった。 貧乏生活のこまごましたところが役者さんになじんでなかったけど。 (でも、はからずもラス…