面白かった。夏休み大作にふさわしい。
特に数々の伝承がどう「実写化」されるかに興味をそそられるわけだが、ノーランのトロイの木馬は驚愕だった。後ろ脚だけで立っていななくリアルで美しい像だから。流線形の胴体で浸水を避けながら待つ時間の過酷さ。
むかし、絵本なんかで見たトロイの木馬はボックス型で当然べったり四つ脚立ち(脚そのものも馬にあるまじき太さ)、内部はスペーシーな二層、三層だてになっていたりした。出口も一気に腹から走り出られるつくりで、なんならコロコロ台車までついていたのに。
キルケーもえげつなくて良かった。原作だとオデュッセウスは1年もあのひとのもとで過ごしたんだよね...
これは見る側の問題で仕方ないのだが、顔やフィルモグラフィをよく知っている主役級のスターばかりでそれぞれ役の人として見るのが難しいところがあった。
特に画面になじまないのがカリュプソーのシャーリーズ・セロン。メイクが今風すぎるのかな、最後までVogueのスプレッドに載ってそうなスタイリッシュモデルのままで違和感ありありだった。
ルピタ・ニョンゴのヘレネーをもっと見たかった。出番が少なすぎ。ひとり二役でUsでの印象的な仕事を思い起こさせる。
Xeniaについてもっと知りたい。数世紀後の聖書に書かれた神の教えにもつながりがありそう。
14.49ドルで鑑賞。
トレーラー。

