2017-01-01から1年間の記事一覧
1にカリカリトースト、2にカリカリトースト、3、4はなくて、5にバターの香り高い毒キノコオムレツである。『ビガイルド』に続き、1年で2本も毒キノコ映画を見ることになるとは...ファントム・スレッド (字幕版)ダニエル・デイ=ルイスAmazonえーと、あまり面…
イブ礼拝の後に子ども行列を連れて。あまり気乗りしなかったのだが、行って良かった。 The Postに続き、The Silence Breaker、反「トランP的なもの」プロテストに明け暮れた1年の終わりにふさわしい?と言っていいのかな…グレイテスト・ショーマン (字幕版)…
面白かった!爽快。ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 (字幕版)メリル・ストリープAmazonスピルバーグ、ストリープ、ハンクス??(げプ)と思わず、ぜひ見に行ってほしい。 そして、こちらの劇場でそうだったように、最後のニクソンの必死な後ろ頭に、…
うーん、出だしは「こ、これは面白そう」と思ったし、想像よりもリンクのシーンが多かった(『ブラックスワン』のバレエシーン思い出した)のは嬉しかったが、暴力暴言ばっかりで、やっと事件が起こる頃には飽きていた。やっぱり極端な人、ヘンな人、斬新な…
先日日本から遊びに来てくれた友人が、1年「英会話教室」に通ってイキって外資系エアラインを予約したものの、green tea?すら聞き取れなくて唖然とした、と言っていた。 こういう話を聞くと、とにもかくにも場数だなあと思う。「かけ算の九九を忘れないのは…
『リメンバー・ミー』に続いて、2つの場面でザーっと涙が出てきた。 年の瀬になって初めて、思わぬ作品に泣かされている。ワンダー 君は太陽(字幕版)ジュリア・ロバーツAmazon「障害を負った子どもが家族の支えで学校へ行き始める」と聞けば、okay, another…
各媒体のThe best movies of 2017が出そろっています。 20社くらいチェックしましたが、なんと全て!のトップ10に入っていた作品がありました。 『ゲット・アウト』です。 あとは媒体のカラーによってバランバラン。 『フロリダ・プロジェクト』『レディ・バ…
久しぶりに子ども行列を連れて。しかもこれも久しぶり、苦手目のピクサー。ラジオでリー・アンクリッチ監督のインタビューを聞き、物語とメキシコアゲの処理に興味を持って。 ちなみに私はいくら子どもが見たがっても自分が見たくない映画には連れて行かない…
注:ネタバレあります。 レビュワーたちの熱心な賞賛を集め、今年一番の呼び声も高い。 昨年の『ムーンライト』の静かな熱狂にも似た迎えられ方をしている作品。で、誰か言うだろうな〜と思っていたら、Fresh AirのDavid Edelsteinが早速かましてくれました…
『ダンケルク』前夜の「会議室」を舞台にチャーチル像を描く。ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 (字幕版)ゲイリー・オールドマンAmazon面白かった。言葉を紡ぐ天才であるだけでなく、聞く耳持つチャーチルかっこいい。 チャーチルと言…
『マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)』と同じく、Netflixで配信されたが、賞レース参戦の条件をクリアするためだけに行なわれた映画館上映に行く。第二次大戦版Thank you for your Service『帰還兵はなぜ自殺するのか』。 『ダンケルク』を見た時と同様、…
今朝、レナを非難する記事で、彼女が、Girlsのライターに対するレイプ被害の告発を「3%のミスリポートケース」と決めつけたことを知った。 Lena Dunham is trash https://thegrapevine.theroot.com/lena-dunham-is-trash-1820565772性被害の話になると、条件…
映画館へ行く途中、APMで韓国の元comfort womenのインタビューが流れていた。 世界に次々と増えている少女像、韓国のある像はバス停の真ん前にあり、バスから降りるたびに彼女たちの姿が目に入るのだと言う。 この時期は、寒くないようにそれぞれにショール…
また1人、戦争を知っている人物をなくした。敬愛する彼女を通して神が与えてくれたものにただ感謝。ケネス・ブラナーの『オリエント急行殺人事件』、評判どおり?映画としては、ひとつもエエとこなし。 Ebertが2/4を付けたのは信じ難い。サムズダウンかせい…
今教わっているギリシャ語の先生のクラスにいるのは、大学の統計学教授と、10歳くらいのアフリカ系の少年。教授は自分のオリジンがギリシャなので言語について知りたい、昔、両親が喋っていたからウッスラ分かる、というこの街ではごくごく平凡な動機。ちょ…
12月追記:小児虐待を訴えられているウッディ・アレンに対して言葉を濁すグレタ・ガーウィグに失望。 2013年のVanity Fairの養子からの告発がうやむやになったのも謎だったが、本当になぜか彼(と大統領)は「例外」なんですよ、まだ。 http://beta.latimes.…
ドジャース最後に敗退。29年ぶりなのに、せっかくホームだったのに…。アンジェリーノのガッカリな夜である。 Kershawはちゃんとおさえたけどね。 (ちなみに「カーショー」では絶対に通じません。Crucialのaにアクセントを置いた音に近い) 野球はやっぱりピ…
以前読んで感銘を受けたデビッド・フィンケルのノンフィクションに材を得た作品。 原作ではメンタルケア先進国のアメリカでも、必要な時に必要なケアを提供し切れていない実態にため息が出たが、映画でもそのあたりが描かれている。 丁寧な脚本でとても良か…
注:ネタバレあります。ストレスフルな作品。 短い期間に『ビガイルド』と本作を撮ったニコール・キッドマンとコリン・ファレルは鋼のメンタルだと思う。聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(字幕版)コリン・ファレルAmazon個人的には…
彼女の会見に関する報道やインタビューを読んできて、悔しさと怒りを共有し、 「司法や捜査、性犯罪ホットラインなどのシステムの改善に取り組むべき」という主張にも120%賛同する。だから本書を読んだら益々怒りばかりが湧いて来るのが分かっていたのだが、…
Netflixで配信されているが、映画館に観に行った。 考えてみれば、テレビも持ってないし本当に家で長い映像見なくなった。 Netflixも全然もとがとれなくて、2か月で解約したし。同じベン・スティラーで親子が主人公の、Brad's Statusとバンドルで見ると味わ…
見に行ってよかった。An architect of the civil rightsに、みんなで盛大な拍手を送った。 でも実際は、マーシャルというより、サム・フリードマンの映画だった。 中の人に特に華がなく(知らない役者さん)、マーシャルが法廷で発言できないという役どころ…
ここ最近でいちばん楽しみにしていた作品。よかった。実によかった。正直ですがすがしい、人生讃歌。 アートディレクション、撮影も最高。 同じ沿岸でもこことは違う、オーランドの湿った生暖かい空気を思いっきり吸い込んだ。子どもたちの演技のタフさ、リ…
イシグロ氏が今年受賞したのはBrexitの影響だろうなー。 彼は一貫して熱心な残留支持なので。自身の来し方をベースに主張されているのでとても説得力がある。ついでに、彼は、戦後の日本が侵略者であったことを忘れ、南京大虐殺を忘れ、システマチックな健忘…
機会あって、ある兄弟にカードを書き、$100を同封して渡した。 帰宅したら、顧客の1人から$90のチェックが届いていた。神さまったら、10分の1しかお取りにならなかったんやわ〜日本の森友学園疑惑に関するある記事に、いただきものをしたらその10分の1を返す…
典型的な3/4星映画っぽくて関心は低かったのだが、ラジオでギレンホールのインタビューを聞いて。 インタビュアーが結構厳しくて、 「実際にハンディキャップを持つ役者を起用しなかったことに対する批判」 「この事件を映画に仕立てても被害者のベネフィッ…
注:ネタバレあります。 スタントンの遺作。 実は彼が2週間前に亡くなったことを知らずに観に行った。 「彼がオスカーの舞台に上がるところ見たいな〜」なんて思いめぐらしながらノンビリ帰ってきて、今、彼のプロフィールを見てアングリ愕然。100歳の壁は…
マッチシーンのコスチューム展示〜 注:ネタバレあります メーキャップさんとスタイリストさんに最大の賛辞を送りたい。 あの「テニスプレーヤーのお肌」の作り込みはめっちゃリアルだぞ。 エマのパンタロン姿も素敵だったし、何より!マッチでのヘアスタイ…
注:ネタバレあります 面白かった! なんという分かりやすさ。クリシェと素っ気なさのさじ加減が絶妙。 つまり、ブラッドのミッドライフ・クライシスの描写は相当ベタベタなのだが、泣かせるセリフは「ハイ、ココ!」を感じさせないさりげなさ。 終始流れる…
脳が入ってからの人間の歴史が、聖書の記述と全く矛盾しなくて震える。 中村 進化の過程で、人間は滅びるのが当たり前だった。手を自由に使え、脳が発達していったために、人間は滅びずに済んだんだ。 池谷 人間は手を器用に使い、道具を作る能力を獲得しま…