英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

英語リーディングの習慣づけに。毎日、開くのが楽しみなメルマガ3本

先日日本から遊びに来てくれた友人が、1年「英会話教室」に通ってイキって外資系エアラインを予約したものの、green tea?すら聞き取れなくて唖然とした、と言っていた。
こういう話を聞くと、とにもかくにも場数だなあと思う。

「かけ算の九九を忘れないのは日々使っているから」。

英語を毎日聞く習慣づけは杉田敏先生にお任せするのがよいと思う。
今はストリーミングもありいつでも聞けるが、私が中高生の頃、ラジオしかなかったのはかえってよかった。
母がラジオテキストだけは買ってくれたので、とにかく放送時間までに帰って聞く習慣ができた。
ある友人は出かけた先から「ゾクキソ(当時の「続・基礎英語」という番組)までに帰るから」とオカンに電話していたものだ。彼はその後、東大に進んだ。

前置きが長くなったが、読むほうはもっといい習慣づけ方法がある。
興味があるメルマガにサブスクライブすること。
媒体が自動配信する最新記事見出し的なものはまずチェックしなくなるので、メルマガ自体に記事が書かれているのがおすすめ。
特に、以下に紹介するメルマガは届くたびにワクワク開封しています。
Happy Reading!!!

1) Skimm

アメリカ目線の「ニュース」をヤッピーな語り口で配信。
Skimmは元NBC Newsプロデューサーの女性2人(ルームメイト同士!)が始めた、波に乗っているスタートアップ。

ここのユニークなのはとにかく独自編集、独自ライティングで、その名のとおり、通勤電車の中で世の動きをスキミングできること。土日祝日は配信がないのも人間が書いてる感があり良いです。

最近、面白いと思ったのはアプリがiPhone版しかないこと。なんとAndroidが圧倒的に優勢なアメリカで、読者の9割がiPhoneユーザなんだそうです。(Android版構築に乗り気でない理由として、メルマガに書かれていた)
少なくとも私のまわりで「女性は特別にiPhone好き」という傾向も見られないので、女性向け媒体の中でもかなり独特なユーザ属性(収入高め?)だと思います。

(2018年6月追記:Androidアプリもリリースされました〜)

成長メディアということもあり、最近広告が増えてきたようにも思いますが、これ読んでたおかげで「その話、分かるっす!」な経験はメチャクチャ多いです。文面も、書き手の顔が見えるイキイキした英語です。
また、世界的にいかに日本の存在感が薄いか、あるいは欧米目線では何が注目されるのかも自覚できるはず...
ともかくサンプルを読んでみてください。

Skimmにサブスクライブ

2) Daily Hope

OCに本拠地を置くサドルバック教会の主任牧師、リック・ウォレンによるdevotionメルマガ。
クリスチャンでなくても、英語のバックグラウンドを知るのに有益。

リック・ウォレンについてはこちらにも書きました。

Daily Hopeにサブスクライブ

3) Lenny

レナ・ダナムとジェニー・コナーがフェミニズムコンテンツのプラットフォームとして始めたメディア。
第1号のインタビューはヒラリー・クリントンでした。出版レーベルにも手を広げています。
最近は、アフリカ系幻想騒ぎダブスタ発言騒ぎもあり、「レナ始め、ここの製作陣は天然レイシストだからもう書かない」とかライターに言われたりしてるが、読み物としては圧倒的に濃い。
毎回すんごい熱量の記事が届くので、読みたいものだけ読んでます。
映画『ムーンライト』のエディターや、シェリル・クロウなんかのインタビューは面白かった。

Lennyにサブスクライブ

(10/19/2018追記)
突然、「Lenny Letter 最終号」が届く。サイトはいつ閉じられるのか分からないけど、3年間に届いたメルマガは全部保存だな。
Lena Dunham and Ex-Producing Partner Shut Down Lenny Letter

以上のメルマガは全てアーカイブスがあり過去メルマガ読み放題です。贅沢やで〜