『マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)』と同じく、Netflixで配信されたが、賞レース参戦の条件をクリアするためだけに行なわれた映画館上映に行く。
第二次大戦版Thank you for your Service『帰還兵はなぜ自殺するのか』。
『ダンケルク』を見た時と同様、「戦争やめりん」と思うだけ。
Thank you for your Serviceを見た後では「お気楽すぎでは?」という点もボチボチあり、クランまで出て来てちょっと盛り込み過ぎでした。
本作の帰還兵の場合、前者と比べて故郷でも大事件あり過ぎてトラウマになってる場合じゃない、トラウマがはっきりと言語化されておらず、そのためのケアも理解もないという違いはあるんですが。
ついでに、『はだしのゲン』のあんちゃんも帰還兵で酒に溺れていたことをふと思い出した。
あのいったんハッピーエンド風ラストはあまりいいとは思わない。
盛り込み過ぎのダメ押し。
ハプの青空教会には励まされました。
南部の家のポーチ(というかタダの屋外)は本当にいいよね。
湿った空気の匂い、木々の向こうの夕焼け、時々バンジョーやギターの音。
揺り椅子に座ってひたすらウダウダする家族や友人たち。
なかなか帰れていないのだが…
今週はアメリカで民族大移動が起こるサンクスギビングデーです。
ウェルカムホーム。
原作はこちら。
トレーラー。