1にカリカリトースト、2にカリカリトースト、3、4はなくて、5にバターの香り高い毒キノコオムレツである。
『ビガイルド』に続き、1年で2本も毒キノコ映画を見ることになるとは...
えーと、あまり面白くなかった。
「仕事モノは鉄板」なので、せめてもう少し"クチュール界"が描かれていたらよかったのだけど。
今年だと『レディ・マクベス』もそうだったが、アメリカの批評家やムービーゴーアーは、英国ピリオドものに甘い傾向があると思う。
今もウィンザー家の婚約に妙に興味津々だし、良くも悪くも自分チにない、そしてある意味オリジンでもあるイギリス的なものは憧れなのよ。
結婚までは、衣装やロンドンの風景やハウスの作業場、そして朝食など、眼福要素が多くてそこそこ楽しんだが、プロポーズの瞬間、「蛇足ゾーン開始」と思った。
実際そこからすんげー長かった。
『ノッティングヒルの恋人』の脇ですごく感じが良かったジーナ・マッキーさんをまた見ることができて嬉しかった。
もちろんお年は召していたけど、貴婦人として出てきた瞬間すぐに彼女だと分かった。
傍流エピソードで流れたけど、プリンセスがあのウェディングガウンを着た姿を見たかったな〜と思ったのは私だけではあるまい。
ドレスもいいけど、黒のヘチマエリの仕事着がどれもステキだった。
師走です。今年、私が見た映画ベスト5はこちら。
全く興味をひかれなかったトレーラー。
それなのにあまりに評価が高くて足を運んでしまったよ。
『ノッティングヒルの恋人』は、食わずギライせずぜひ見てほしい!
私も友達が借りてきてくれたおかげで出会えて感謝しています。