英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

映画 Coco を見た。『リメンバー・ミー』&『アナと雪の女王/家族の思い出』

久しぶりに子ども行列を連れて。しかもこれも久しぶり、苦手目のピクサー。ラジオでリー・アンクリッチ監督のインタビューを聞き、物語とメキシコアゲの処理に興味を持って。
ちなみに私はいくら子どもが見たがっても自分が見たくない映画には連れて行きません。自分でチケット買えるようになってから行け、と言う。

同じように死後の世界を描いた『ア・ゴースト・ストーリー』をニューエイジのステマガーと叩いた私が通りますが、本作の「メキシコのお盆」では随所随所で涙がダラダラ流れて、ワーーーーンと声上げて泣きたくなって困った。

死者に焦がれる人間が、そのための文化を紡いできた人間が愛おしくて。
生者と死者の境って実は曖昧よね。

たった9ドルでこんなリッチなもの見せてくれてありがとう。
製作者の方々に感謝の気持ちでいっぱいだ。
興収にジョン・ラセターが影響しなくて本当に良かった。

それにしても、友人のラティーノたちもほぼそうですが、彼らの「宗教」はカトリックなんであって、『ノビシャド』に続き、「同じバイブルを読んでてなぜこうなる?」というのがつくづく興味深いのでした。
メキシコのキリスト者の信仰について調べてみようと思う。

Music is the languageというモチーフも、初出ではないながら言語オタとしては好きです。

『千と千尋』のような郷愁を感じる世界観のあでやかさ、切ない懐かしさ(死ってやっぱり金色なんですね)は言わずもがなですが、食べ物やギターはじめ、魅惑的なプロップの数々も素晴らしい仕事でした。
ああいうのを1個1個チマチマモデリングしてマッピングしてる若手(かオフショア?)がいるんだよなと思うとそれも泣けてきた。

余談、たまたま鑑賞前にこの記事を目にし、

「朗報、Coco同時上映『アナ雪』スピンオフが長過ぎて観客オコのため、12/8から上映やめるよ!」
'Coco' screenings remove aggravating 'Frozen' short from the film

あぁ〜ピクサーは前振り長いんだった、面倒くさいナァ、と思ったのだが、なんとその『アナと雪の女王/家族の思い出』にも涙してしまった。。。自分でもビックリだ。
エルサのローブ、フルーツケーキ、ごった煮スープの造形に感動。
見られて良かった。

いずこの家にもメリークリスマス。

師走です。本作を「2017年に見た映画ベスト5」に入れました〜

関連:映画 Inside Out を見た。『インサイド・ヘッド』

すっかり見なくなったTEDから、『言語としての音楽』。

西海岸でアニメーションを作りたい!と思ったら、まずこの本。

英語で読むのをおすすめするけど(アメリカで働くならなおさら)、邦訳はこちら。