2018-01-01から1年間の記事一覧
『ゲット・アウト』の流れを汲み、『ブラックパンサー』『ホワイト・ボイス』に次ぐ、2018年オークランド三部作、堂々完結編? 前者2作ではほとんど比喩的モチーフでしかなかった(『パンサー』なんか実際の撮影は別の都市)シティ・オブ・オークランドのス…
今日は祭司の1人としてみみっちい、でも、気づいたときに神さまの返答が嬉しかった体験を。今月は日曜日が5週あります。というか、わりとそういう曜日めぐりは多い気がします。 つまり、いつも聖日礼拝ごとに捧げている額を律儀に捧げると...1か月の献金とし…
大大大大大大拍手。最高。ジーニアス。 カイラの最後のセリフで満員の劇場がポン!と浮き上がったのを感じた。 スキップして帰りたかった。エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(字幕版)エルシー・フィッシャーAmazonジャスティン・ビーバーのよう…
各所レビュワー陣が絶句しつつも(「どう形容していいか分からん」という声多数)、星を大盤振る舞いしている作品。 「スリラー」のようなラストに観客席も"Oh, S--t!"の合唱に。残念ながら、私は嫌いでした。 下北の劇小とか駅前とかでこういうのよくやって…
このドキュメンタリーは何も予備知識を持たずに見るのをおすすめする。 私もtragedyだということだけは聞いていたので不穏な予感を感じつつも、奇跡の再会を喜ぶ姿(みんな笑顔がいい)から衝撃のツイスト、ツイストに、三つ子やその家族たちと一緒にガーン…
ああ、かなしいなあ。前にも何度か書いたが、MJとホイットニーの突然の召しについては、地球生活があんまりにつらそうだから、神様が「こりゃかわいそうで見ちゃおれん」と特別愛する子たちを早めに連れてったんだろう、と思うことにしていた。 MJもホイット…
友人が教えてくれた伊藤詩織氏プロデュースのドキュメンタリー UNDERCOVER ASIA: LONELY DEATHS にものすごく心揺さぶられたのでメモしておく。 多分、今週は随分SNSなどで知る機会を得た人が多いのではないかと思う。(私はSNSとYahoo Japanの閲覧を1年前に…
ザッツ・ポートランド。冷たい雨と常に芯深くまでじっとり湿った森林と、素敵なカルチャーを湛えているけれど絶対1人では行きたくない(さみしくなるから)ダウンタウンと。自然に身を隠す人間たちを確かなデッサン力で描き切った異色の佳編。私の頭の中をル…
Goodbyeの語源が"God be with you"だと知って、なぜ今まで気づかなかったのかと感激している。思えば、Adiosの語源だって"to God"なんだよな。ところで、ダブルクリックや右クリックを開発したプログラマの中島聡氏の時間管理の著書に、ものすごくおもろいア…
四流作品。私は映画を見て「金返せ」と思ったことはないが、今回、この映画に往復含めて3時間使ったことで逸失利益が非常に大きかったと後悔した。 「トレーラーだけでも拙い作品なのは分かったじゃん、それなのにトマトが赤い、サーシャ・レーンが見たいと…
ラジオでDomee Shi監督のインタビューを聞いて興味を持った短編『バオ』のためだけに足を運ぶ。 In Pixar's First Female-Directed Short, A Dumpling Child Fills An Empty Nest EATERにはオカンの特製レシピも。 How ‘Bao’ Director Domee Shi Created Pix…
小島慶子氏(すごくステキ)の著作を読んだばかりだったので、仕事をしながら聞こうと再生したら、ズズイと最後まで見入ってしまった。 浜田ビジネスインサイダージャパン編集長が共有された「長時間労働とセクハラには相関性がある」という報告例に首が振り…
拍手。『RBG』でも思ったが、このような米国史そのもののドキュメンタリーを大勢の観客と一緒に見られたのは良かった。 Mister Rogers' Neighborhood の第1回放送の21世紀とのシンクロぶりには笑いの渦。 それに、彼の番組やボビー・ケネディの死をリアルタ…
注:ネタバレあります。 だまされた〜。まただまされた〜。だまされた〜(『真田丸』のオープニングにのせて)アドリフト 41日間の漂流(字幕版)シャイリーン・ウッドリーAmazon自分でも信じられないんだけど、『ゼロ・グラビティ』と全く同じツイストにだま…
火曜日のプライマリー結果で特筆すべきは、リベラル女性候補の躍進だった。 Women's marchが掲げてきた具体的指標は多々あるが、少なくともLAでは、投票率を上げること、そしてさらに多くの女性を政界に送り込むことがその肝である。 あの日の鼓動が目に見え…
最近調子のいいイーサン・ホークと、クリスチャンにとっては見過ごせない舞台設定に興味を持って見に行ったが、キッツい作品だった。 最後のクレジットが出た瞬間、思わず "What a ピー" と漏らした観客がいて同調。 すっかりめげて映画館を出る。魂のゆくえ…
アメリカ人が大好きな読書会をヒンジに据えた女友達4人モノ。ついでに白人業界モノ。 あえて感想書くのも野暮に思える類のショー。 完全なる予定調和を十分に楽しんだ。 思いがけず、LAだけでなくセドナ近郊の赤岩も観光できたし。観客席は見事にSATCの30年…
私のファイナンスの助言者である姉妹が不意に『金持ち父さん貧乏父さん』の改訂版を貸してくれた。 邦訳版にはKindle版がないので貴重な機会。 随分前に読んだのに何も覚えていなかったようだ。今回は、今後の10年の仕事のしかたについて考えていた時でもあ…
瞠目するほどじゃないが「前はこうじゃなかった」こと。高速のSAがますますナイス。 思わず、出店や充実の自販機で余計なもの買っちゃうよね。コンビニやスタバ併設も増えた(でまた、他でも買えるのに無意味に買い物してしまう)。 風光明媚なロケーション…
なかなか面白かった。チェーホフの意図どおり?「喜劇」として大成功。 銃声から幕切れまでのラストシーンの処理(かなり好き)にこのオーソドックスな戯曲をあえて映像化した意味が凝縮されていたと思う。かもめ(字幕版)アネット・ベニングAmazonそれにして…
リック・ウォレン牧師の毎日の礼拝メルマガで何度か繰り返し配信されている「ある中国人クリスチャンの証(神の栄光を告白すること)」がある。 これは実在の人物なのかという疑いはさておき、ゴスペルの何たるかが体感で分かり、自分の前にジーザスが立って…
産後うつのフラッシュバックが起こるほどリアル、ええ感じのシーンで売るんじゃなくむしろ警告を出すべき、と関係各所のマミーたちが眉をひそめているユニークな佳品。タリーと私の秘密の時間(字幕版)シャーリーズ・セロンAmazonうん、風上にも置けないバー…
レイチェル・ワイズが『否定と肯定』に続き、またもジューイッシュな作品に登場。 Lennyに掲載された「レイチェル対談」を読んで興味を持った。ロニートとエスティ 彼女たちの選択 (字幕版)レイチェル・マクアダムスAmazon様々な信仰のかたちとロンドンとい…
内田先生の文章を読んだきっかけもあって、東海岸へ往復する機内で、以前上巻途中で投げ出していた『細雪』をずっと読んでいた。もう、エピソードごとにみっちりと面白くて感激した。そして、ラストは衝撃過ぎてたまげた。というか、文豪自らあとがき(新潮…
すんごく良かった。現在、私の今年ナンバーワン。ザ・ライダー (字幕版)ブレイディ・ジャンドローAmazon乾いた砂漠が舞台ながら、箔糸を織り込んだ目の細かい刺繍を見ているよう。 風や光の粒子ひとつひとつが輝いている。ひたすら華美な「説明」を排除し、…
2018年のホラー映画。ジョン・クラシンスキー監督、エミリー・ブラント主演。
ふと思いついて検索したら、『息子』がアマゾンビデオで発売されていた!感涙。 ン10年前に中学の映画会で上映され、体育館で三角座りをして見た作品だ。 その時は、切なさは感じたものの、田中邦衛がエロビを消すところで男子が湧いたこと、「お父さん最後…
HE is risen!イースター礼拝に行く途中、今日一番にすれ違った知らない人がガッツポーズをしながら言った。 「イエスが復活したよ!」 まるでAD30年頃に戻って直接グッドニュースにふれたかのように錯覚した。なぜか、今年は彼が蘇った感がとても身に迫って…
全米で銃規制を訴えるMarch for Lifeが行われた日、ハッカソンに行ったら、キッチンでプラカードを持った若い子たちが賑やかに腹ごしらえをしていた。「まだドーナツがたくさんあるから食べてね」と言ってくれ、わあわあと出て行った。私たち大人はGood luck…
こういう仕掛けに次ぐ仕掛けみたいな作品を片っ端から絶賛してちょーすすめて来る人がいるんですが、予想どおり、私には全く面白くなかった。 大声で大爆笑してるおばさんがいて、ああ、ここで笑うのね、と冷静に異文化観察をして終わった。ゲーム・ナイト(…