英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。

映画 Adrift を見た。性懲りもなくだまされる。シャイリーン・ウッドリー is『アドリフト』

注:ネタバレあります。
だまされた〜。まただまされた〜。だまされた〜(『真田丸』のオープニングにのせて)

自分でもビックリしたんだけど、『ゼロ・グラビティ』と全く同じツイストにだまされた。
一瞬「いや、彼女昼寝したし時間たってるよね、うそん」と思わなくもなかったが、タミさんが "let you go" と言ってるのに、まずは彼女に迷惑かけないよう自殺したのかと思い(これは多分ジョージ・クルーニーの刷り込み)、『シックス・センス』ラストのようなフラッシュバック種明かしで彼が海に沈む姿を見せられてもまだ気付かなかった。。。(この後にボートにつかまって浮上したのね、と。超人)
タミさんのエア宴会シーンでやっとオーイェー。

ベースの実話をググってなかったこと、そして映画のシノプシスが「漂流するカポー」みたいになっていたので(ウソではない)、結末は2人での帰還だと思い込んでいたせいもある。

3作品とも倒叙で、ちゃんと最初に「死んだからね」と言ってるのにだまされた。

それにしてもな。『ゼロ・グラビティ』と『シックス・センス』は一応フィクションだったからな。
クルーニーが軽い感じで宇宙の彼方から戻って来るというトンデモぶりを大して疑いませんでした。
『シックスセンス』も普通に「あー、致命傷っぽかったのに生きてたんだねー」と、だまされました。
というか、「あんなの、すぐにネタ分かっちゃったよ!」と鼻息荒い友人を気の毒にすら思いました。

漂流日記は、『アンブロークン』と比べて見ていた。とりあえず寒くないっていいよね。
そして、昼も夜も外でワイン飲むのが楽しい気候っていいよね。
ノアの方舟のように、鳥が希望をのせてやってくるのも良かったです。

惜しかったのは、音楽の使い方がイモいこと。「ボーカル」に語らせ過ぎです。うるさい。

シャイリーン・ウッドリーが演じる生涯冒険家、最高でした。すごく実の詰まった役者さん。

今なおセイリングし続けるタミさんが書いたメモワールが原作に。『タイタニック』みたいな宣美です。

元のタイトル Red Sky in Mourning のとおり、映画の中でも真っ赤な空が拝めます。
redとしか言葉の出てこないボキャ貧(古)なタミさんをからかうリッチさん。では、リッチさん渾身の描写をお楽しみに。

トレーラー。

「癒しのスリラー」。「子は親に愛されていないと思っていた → 親が子に対して承認を伝える」物語って個人的にすごーく涙が出るんですよ。『ジョイラッククラブ』とかもそうだったんですけど、まるで私自身が深層で親にコンプレックスを持っているのか?と疑われるくらい。意識できる範囲では、随分褒められまくって育ったと思っているのですが。