リック・ウォレン牧師の毎日の礼拝メルマガで何度か繰り返し配信されている「ある中国人クリスチャンの証(神の栄光を告白すること)」がある。
これは実在の人物なのかという疑いはさておき、ゴスペルの何たるかが体感で分かり、自分の前にジーザスが立ってくれた時のことがつい思い出されて涙腺が崩壊する文章だ。
今日また配信されたので、拙訳を掲載する。
人生の途上で、巨大な穴に落ち込んでしまったことがあります。穴の中は病、挫折、そして罪でいっぱいでした。
その穴の底で横になっていると、ムハンマドが来て言いました。
「穴に落ちたのは自業自得である。あなたは罰を受けているのだ」次にマルクスが来て言いました。
「穴に落ちたのは階級闘争が原因だ。反乱を起こせ」
しかし、政府が変わった後も、私はまだ穴の底にいました。次に仏陀が来て言いました。
「あなたは実は穴には落ちていない。自分でそう思い込んでいるだけ。すべては精神が作り出した錯覚なのだ。心を鎮めよ」そして孔子が来て言いました。
「穴から出られる自己達成のコツ・ステップ10を伝授しよう。努力を続ければ、いつか登り切れるはずだ」
しかし、いくらもがいて力んでも穴から出ることはできませんでした。その穴はあまりに深かったからです。ある日、イエス・キリストがやって来て、穴の底にいる私に気づきました。
彼は黙って白いローブを脱ぎ捨て、ドロドロの穴の中を私のそばまで下りてきました。
そして強靭な腕で私を引っ張り上げ、穴の外へと連れ出してくれたのです。イエスは、私が自分ではできないことをしてくださった。神に感謝します。
原文はこちら。
ムダ口叩かず行動するのがイエス!YES!
ところで、救いのために「洞穴に隠される」描写が聖書にはたびたび出てくる。福音のヒミツである。
しかし、『リメンバー・ミー』では、死後の世界にも巨大な穴があったよな...
清潔そうだったけど...
『ねじまき鳥クロニクル』の井戸も思い起こさせますね。
ウォレン牧師のベストセラー。シンプル英語の原書がおすすめです。