よかった。うんうん、「ふるさと」へのあこがれがカントリーだよねえ。
まちや家族やジモティや、イエスが神の右の座につかれている天国や。
いみじくもローズが「ウェスタン・カントリーじゃねえよ、カントリーだっつってんだろ」と繰り返していたように。
歌はどれも素晴らしかったけれど、ラストの歌詞はちょっと説明しすぎ。
日本人から目線だが、私だったらグラスゴーの良さを活写するに留める。
カントリーの歌詞ってそういう特徴ありませんか?
ホッパーやワイエスみたいな描き方なの。
間違ってもズバリ ain't no place like home とは言わせない。
ナッシュビルに行くお金くれたお母さんの気持ち、痛いほど分かるなあ。
どれだけそれが現実的な家族思いの選択であっても、愛する人が夢を諦めて元気をなくしてるのはつらいよ。
ナッシュビルをフィーチャーした映画を見たのは初めてかもしれない。
ローズの滞在時間は短かったけどね、モーテルのお姉さん良かったです。
ひなびたグラスゴーも郷愁を誘った。
サウンドトラック。
トレーラー。
ところで、私が一番好きなカントリーアルバム。
当然、アメリカを讃える歌はカントリーシンガーの十八番。
私は通学、バイト通勤でリアン・ライムス版を毎日聞いてアメリカに焦がれていました。