英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

映画 Black Panther を見た。これぞブロックバスター『ブラックパンサー』

いよーぅ、魂が飛ぶカッコよさ!!!
「総合芸術」と呼ぶにふさわしい極上のエンタテイメント作品。
いちプログラマとしてもかなり痺れた。

アメコミの実写版なんて、普段の私には一番縁遠いジャンル。
たぶん『スーパーマン2』を何かの付き合いで見て以来。
でも本作の盛り上がりは、そんな私の耳にも入るほど特別だったのだ。
プリセールが様々なところで最高記録をたたき出したり、それに一役買ったのが「子どもたちに見てほしい」という大口寄付だったり。(実際今日も満員でした)
何より、「この映画が作られて本当に嬉しい」という声が多くて、私も一緒に喜びたくなったのだった。

これは美術系、特に衣装デザインは今年度の賞総ナメではないでしょうか。
まだ昨年度のアカデミー授賞式もまだなのに、気の早い話ですが。

とにかくconfidentで見る者に知的興奮と喜びをもたらしてくれる衣装デザインはルース・E・カーター氏の仕事。
このインタビューが面白かった。
https://www.theringer.com/movies/2018/2/15/17012262/black-panther-costume-design-ruth-e-carter-interview-ryan-coogler-michael-b-jordan

なんというか、その膨大な点数のせいもあってか、壮大なランウェイを見て来たような感あり。
メカニックなスーツから、あらゆる民族(っぽい)衣装まで実に多才だが、中でも女性の衣装、メイクがパワフルで目を見張った。
アフリカ系、というより女性の美しさ、強さ、賢さが圧巻だった。

(追記)たまたま聞けたラジオ番組Flameのインタビューで、彼女がとても印象的なことを言っていた。
女性のコスチュームのデザインに先立ち、ライアン監督から「(ウォリアーである女性たちの)大事な臓器の部分をきちんと覆ってほしい。ココほんと重要。ジュエリーみたいなアーマーにしてほしい」と言われたのだという。「31歳の青年がそんな依頼をしてくれるなんて、overjoyだった」と。
まさにジュエリーのようなアーマーでしたね!

そして天才エンジニア妹シュリが紹介してくれるワカンダ・テクノロジーのクールさ。

ブラックパンサーの中の人、見たことあるけど誰だっけと思ったら、ジャッキー・ロビンソン、サーグッド・マーシャルとエエ役ばっかりやってきてる人だったわ。(しかも『マーシャル』日記にも華がないとか知らんとか書いてるやん私...)

それよりも、男性キャラクターとしてはビランのキルモンガーが魅力的でした。
衣装の力も大きいと思う。
上述のインタビューでもカーター氏が特に彼のルックについて語っているけれど、キングになる直前までのコスチューム、めちゃくちゃスタイリッシュだったので。
久しぶりに俳優さんを「素敵」と思った。

個人的には最後の戦闘シーンに加え、韓国パートが面白かった。
リモートドライブに「江南スタイル」みをミックスしたカーチェイスにエキサイト。
ルピタ・ニョンゴの韓国語を聞けたのもオトク。

日本でもすぐ公開とのこと。
最近、「スパイが潜んでる」とか、たとえ事実でも公共の電波で言ってもしゃーないことをあえて言った人がいたそうですね。百害あって一利なしよ。この映画を見てさらに無意味な妄想を膨らませる人が出て来ないといいのですが。

帰りに寄ったスタバの店員さん、シュリに似ている上、めっちゃテンション高くて(sweetheart!を連発)ついニヤけてしまったのは許してほしい。

この映画の誕生を、特に子どもたちと一緒に言祝ぎたい。
おめでとう、『ブラックパンサー』!

(2/21追記)近所の映画館、なんと1日36回上映に大増量。こんなの初めてです(当社比)。
子ども行列連れて3Dでもう1回観に行こうかな...。

ingoditrust.hatenablog.com

音楽の評価も高い。ジャケットは日本風グラフィック趣味ですね。

コレよ、コレ。

トレーラー。