マイケル・ウィンターボトム監督、スティーブ・クーガン、ロブ・ブライドン主演のグルメトリップシリーズを見たのは初めて。
何かのスクリーニングイベントだったのか、壮年の観客たちがワイン片手に客席10列をギッシリ埋めて楽しそうにしていたが、まさにそんな感じでのんびり眺めるのがピッタリのゆるーいロードムービー。
なるほど、最初は彼らの内輪話が適度にバカバカしくて、さすがイギリスとか思ったけれど、だんだんその質が落ちてくる。
日本の漫才が「2人コント」ばかりになったのはいかがなものか、という話があるが、本作のテーブルを挟んだ会話も、時間がたつにつれだんだんコントになってくるわけ。そーいうのは、この映画でやらんでええねん。
雰囲気の良いレストランばかりだが、とりわけ食べてみたい!という皿はなかった。
パプリカの炒め物はシンプルでいい。マネしたい。
興収がバルセロナに寄付されないかな?と思って調べたりしたのだが、別に自分でドネーションすればいいんだよね。
トレーラー。
シリーズ前作。