『アメリカン・ハニー』、『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』の仕事しか見ていないものの、シャイア・ラブーフはいかにも突然キレそうで、暴力(特に罵倒)がひどそうで、いついかなる原因で死んでも誰も驚かないあぶなっかしいろくでなしキャラに見える。
実際、経歴を見て暴れん坊時代を乗り越えたことを知った。
でも最近、このインタビューを見て、人と向き合う姿勢に天性の懐の深さを感じた。
「『シャイア・ラブーフの部屋』にすればいいのに」というぶら下がりコメントに同意。
スチュワートが終始貧乏ゆすりをしていて青いね〜、という感じだから余計そう見えるのかもしれないけど。
そんなラブーフが生き抜いた厳しい子ども時代を描いたのが本作である。
「ぼく、12歳なんだけど」と、自分がマイナー(未成年)であることをアピールしなきゃいけない子ども時代。
私は子どもの頃にそんなセリフ思いついたこともない。言う必要がなかったからだ。
今だったら、父ちゃんは撮影現場で逮捕されるだろうよ...。
よくサバイバルしたね。強い子だね。
特に印象に残るシーンはなかったけど、ソツのない研ぎ澄まされた脚本だったと思います。
繰り返しになるけど、ルーカス・ヘッジズくんのキャリアの積み重ね方はスマートだよねえ。
2作続けて彼の作品を見てしまった。
トレーラー。