友人にのっぴきならない急な事情があり、1か月間、高齢のご母堂の送迎を頼まれた。
困ったときに思い出してもらえたのは嬉しかったものの、一瞬「ほかに選択肢ないわけ?」と思ってしまった。
A地点からB地点の30分ほどの送迎なのだが、AもBもうちから車で1時間かかるからだ。
だが、天のはからいだろう、時間帯に問題もなかったので、理想のalways availableを実践すべく引き受けた。
ご母堂のお買い物などにも付き合うので、だいたい1日3時間に加え、ガソリン代(今ガロン6ドル)や差し入れ代を捧げることになったわけである。
人に仕えたために貧しくなるのはキリスト者としてあり得ないので、働けなくなる時間のコストも含めて何も心配していなかったが、一応、神さまに特別手当を期待して「奉仕を完遂しつつ、XXの業務で月末までに5,000ドル稼げたらいいな〜」と言ってみた。
普段のペースからしたら多めの額で、正直、あまり信仰ははなかったと思う。
ところが!
3週目あたりから急に割のいい案件が立て続けに入り、さすがに夜遅くの仕事も多少したものの、10/31をもって5,003ドルの売上になった。
おみごと!パチパチ!
送迎の奉仕も無事20日間成し遂げ、感謝のうちに安堵している。
大袈裟に聞こえるかもしれないが、一度もエンコせず、事故らず、時間に遅れることもなかったのは奇跡である。いつでも誰にとっても。