ドラッグ依存症撲滅啓発映画。
メモワールを原作にした興味深い題材ながら、評判がいまいちだったのでどんなもんかなと思ったが、満席で驚いた。
冒頭のPLAN Bのロゴに再び期待が高まる。
「ドラマ」じゃない丁寧な静かな筆致で良かった。
モーラ・ティアニーがキレて若者2人を追いかけるところはめちゃくちゃ真に迫っていた。
彼らを操るものに対する怒り、悔しさ。
ウソは何よりも人を蝕む。
だから、人にウソをつかせるものは何でも害毒なんだ。
父ちゃんがついにティモシーを「見限る」ところ、全然文脈違うんだけど、なぜか東野圭吾の「手紙」の兄ちゃん切りを思い出した。
サタンは避けるしかないんだ。家族が格闘しちゃダメ。できない。
本人も周囲の人びとも、専門家に、自助グループに助けを求めること。
幸い、リアルのニックは脱ドラッグに成功、今も生き続けて活躍しています。奇跡です。映画のプレミアにも親子で出席したとのこと。
原作本の著者親子の10年前のインタビュー。
Father And Son Behind 'Beautiful Boy' Share Their Story Of Addiction And Recovery
原作。
トレーラー。