トレーラーに全く惹かれなかったし、独立記念日でなければ見なかった作品。
公園にテントをはって花火の場所取りをしたが、あまりに暑い上、いらんお世話のスピーカーの音楽が不快(アメリカ人が外でかける音楽はいつも大音量すぎる)だったので、歩いて行ける映画館へ避難。
普通の車を操る天才ドライビング技術はカッコよかった。
スーパーカーでないのがいいんである。物語に障害ができるから。
サスペンスアクションと銘打ってはいるが、人物造形のスイートさゆえか、全体的にフワフワしたファンタジー。
「西に行こうぜ」っていう気持ち、すごく分かるしね。
ベイビーが被害者の姿を見てしまい、運転に動揺が出てしまうところ、うまかった。
それにしても、思いのほか人が死んでビックリだ。
私はbehind the wheelという表現が非常に好きなのだが、ケビン・スペイシーがベイビーに選択を迫りつつ、
Behind the wheel or the wheelchair?
とうまいこと言ってました。実生活で全く使えないけどね!
思わぬヒット、そして物語の性質上、シリーズ化もありえるかもねと監督が。
http://celebrityinsider.org/ansel-elgort-and-lily-james-could-return-for-baby-driver-2-48876/
長いトレーラーはあかんな...。
映画館で見たやつはもう少しヒップな感じがしたのだけど。