昨年100冊ほど読んだ中で印象的だったもの。
10選にも足らなかった。貧困な読書生活だと思う。
今年は聖書はもとより、もっとアグレッシブに読みたい。
RoseMarie Terenzio "Fairy Tale Interrupted"
今いちばんに思い出すことができるのはこの小品。
JFK Jr.夫妻の人柄、アッパーマンハッタンとクイーンズの対比...
素朴で素直な主人公の、いきいきとちょっとミーハーな語り口が魅力。
彼女の育った家庭のメモワール、また夫妻亡き後の再生の物語もすばらしい。
ニューヨーカーたちの活写にあふれた1冊。
ウォルター・アイザックソン 井口 耕二『スティーブ・ジョブズ』
祝福されたすばらしい生涯。人生は宝物です。
しかし、人生に大きな影響を与えたもの、ターニングポイントがLSDって...マネできませんから!!!
阿川佐和子『聞く力』
「聞く」ことで、相手の欲求をすべて満たすことができるのです。ビバ聞き上手。ついでに、信仰も聞くところから始まります。
落合信彦『アメリカよ!あめりかよ!』<再読>
学生時代に気に入っていた本。今読むと眉唾な部分に気づくのですが、「神は愛」だと悟ったくだり、忘れていたので。この本も私を渡米にドライブしたのかもしれない。
エリザベス・ギルバート 那波かおり『食べて、祈って、恋をして』
映画版がいかに別モノかよく分かる。この旅路は本でなければ伝わらない。神をめぐる考察がすばらしい。
マルコム・グラッドウェル 勝間和代訳
『天才!成功する人々の法則』
1万時間の法則、こどもたちの習慣づけの重要性が面白かった。おかげで50冊チャレンジを始めることができたし。
Mimi Alford "Once Upon a secret"
2012年に出会った中ではいちばんpageturnerだったかも。彼女の、落ちても堕ちないところが好きだ。ものすごく「アメリカ人」だと思う。
おまけ:
くだらなすぎて記憶に残った本
白石一文『永遠のとなり』
主人公が「自分がきらいだったことに気づいた」の一文を見たとき、その安さにゾッとした。