英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。Python、Ruby、JavaScript、神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

映画 Girls Trip (2017) を見た。『ガールズ・トリップ』

『ダンケルク』を横目に思い切り趣味に走る。台詞の多い作品と、ニューオリンズが好きなので。

盛り上がりはThe Big Sick以上。
場内女の子でいっぱい、大いにキャアキャア爆笑して(私除く)最後には拍手が。
Girs' out movieとしては大成功だろう。
「大いにキャアキャア爆笑」部分について。もうひねりのない下品ネタばっかり、「園児にはウンコが鉄板」くらいのレベルのジョークで、「アメリカンガールズはこんなんでここまで笑えるんだよな…幸せだな」と呆れる。

でもね、ガールの1人からwhite trashという言葉が吐かれた時に流れた微妙な空気は印象的でした。
前後の盛り上がりからして、おかしくなくても勢いでウケるのが自然なシーケンスだったのに、一瞬劇場に気弱な戸惑いが走った。
自分のエスニシティが何であれ、みんな、「白人」を笑うことには慣れてないんだなー、と思わされた。

知ってる役者さん1人もいなかったのだが(マライア、Ne-Yoとかカメオ陣は豪華です。実際のライブフェスで撮影しているので)、本作の4人のアンサンブルで良かったのは主役のライアン以外、オカン/姉御揃いだったこと。SATCの場合は、本当の意味で懐が大きいのはサマンサだけだったから。その点、安心して見られた。

でも、女性>男性への暴力をまだギャグとして通しているのはダメ。
男女逆だったらひたすら引くはずだし。

下ネタ連発でウンザリした頃、ベタな仲直りで大団円の最後15分はわりと良かった。

ただ、ここでも引っかかる節はあって、
物語では受け流されているけど、本当は言ってしまったことに対して、"I don't mean to"は無いのだ。
友達に蔑みの言葉を投げつけてしまったら、「そんなつもりじゃなかった」はあり得ない。
心の内にないのなら、たとえ売り言葉に買い言葉でも口からは出て来ないはずなのだから。

「聞いて悟るがよい。口にはいるものは人を汚すことはない。かえって、口から出るものが人を汚すのである」
(マタイ15:10、11)

今年こそ、またフレンチクォーターを訪れたいなあ。
前回行った時は、ホテルの前で殺人あったんだけどさ…

トレーラー。

今回予告で知ったのは『ピッチ・パーフェクト3』の年末公開。
SATC2みたいに、最後にミソをつけてしまいそうな内容に見えた。予告ですら影が薄いケンドリックは何なのか。
まあ観に行っちゃうんだろうな。
『ピッチ・パーフェクト2』の日記。