レジェンド、ミシェル・ヨーとジョナサン・キー(ショート・ラウンド!)の粘り強いキャリアを寿ぎに。
作品は苦痛に近いほど苦手なやつだった。
「2 Everywhere」とキャプションが出たとき、え......まだ......半分......と軽く絶望した。
これを楽しめるほど私の頭は柔らかくなかった。
観客席はまあまあ沸いていたよ。
小学校で大人気だったショート・ラウンド、今でも素敵と思いたい!素敵でいてくれ!という自分勝手な願望を持って見たが、残念ながらそれはなかなか難しかった。
面白がれなかった一観客としては、「あれ、これってもしかしてくだらない...?」というトカトントンのささやきにめげず完成にこぎつけたプロダクションはすごい忍耐力だと思ってしまう。
こういう映画にちゃんと予算が集まるのは素晴らしい。
【5/2022追記】The LandmarkのPicoロケーションがなんと5月末をもってひっそり閉館。私にとってはこの映画が最後になってしまった。大変悲しい。上映作品を間違えられたり、ふらっと行って監督のティーチインに参加できたり。満員のEighth Gradeの観客席の一体感も忘れがたい。アートハウス系には痛手だと思う。
【6/2022追記】 A24の最大のヒット作になったとのこと。近所でもまだ上映が続いている。絶賛する人からどういうところがいいのかを聞くとあまりにも同意できなくて非常に面白い。
ミシェルが演じてきた役をセルフ解説。私が大好きな『グリーン・デスティニー』はpoetry of motionだって。まさに。"We always say, there is no action without drama. It goes in hand in hand."
ショート・ラウンド、自民党議員の装着率が異常に高い系のブレスレットつけてる...。
トレーラー。