IMAXで全身ヨセミテに浸る。まさに手に汗握った。
裏テーマ?は、撮影隊が入る中で挑むことに対する是非で、これは無酸素エベレスト踏破に挑んだ日本のクライマーを思い出さずにはいられませんでした。
彼を知ったのは亡くなったときのニュースでしたけど、スポンサーなり、撮影計画なりが圧になったんじゃないかという報道もあったので。
テレビドラマ『大草原の小さな家』に、燃える箱から脱出する引田天功的マジックに挑んで失敗するおじさんのエピソードがあってね。
めっちゃ切なくて悲しいわけですよ。
ちょっと調子にのって、後に引けなくなって...っていう話、わりとありそうでしょ。
クルーのいる中で一度は引き返すクライマー。
それを文字どおりターニングポイントだった、とちょっと安心した面持ちで話し合う撮影クルー。
でも彼の場合は「人生、パフォーマンス」って言ってるからね。
周囲は命を縮めるけど、人間の限界を見せてくれてありがとう、と言うしかない。
それにしてもエル・キャピタンを3時間強で登れるとは!と思って少し調べたら、2時間切りの記録が出るレベルだということが分かりました。
途中で寝泊まりするくらいの岩壁なのかと思ってたよ(実際、映画の中でも宿泊中の着ぐるみの人がいましたが)。
本人が書いた、岩是岩。お連れ合いとのなれそめは著書サイン会で彼女が電話番号を渡したのがきっかけだって!
トレーラー。
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