英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

洋書50冊の先に何がある? 10冊目:Emily Giffin ”Something Borrowed”

50冊どころか、10か月でやっと目標の1/5。
これではただの「100万語多読」だ...

で、やっと読めたのは、洋書多読業界で人気の"Something Borrowed."
この本の「ベストセラー」っぷりは本物で、いつまでたっても、ドラッグストアやスーパーに3割引のペーパーバックが置いてある。
図書館には、この本だけがずっとない(彼女のその他の作品は全て揃っているのに)。
2009年、バーバラがサンタバーバラでこの本をずっと読んでいたのも忘れ難い。

あと5年後にはそこから古びていくであろう固有名詞がバンバン出てくる、
典型的なChick Lit。
でも冒頭早々、「寝ちゃった以上、婚約破棄はしなかったとしても、何も起こらないわけにはいかないよね?」というしばりで最後まで読ませてくれる。
ひとつ、Ethanみたいな友人がほしいと思った。

読了後に映画版のトレーラーを見てみたら主題歌が"Little too much"で、思わずしんみり。
この本に書かれていなくても、音楽と匂いがふいに遠い記憶を運んでくるのは誰もが知ってること。
「でもやっぱり、親友に会えなくなるのはさみしい」という気持ち、分かるよ!!!

怖くて見てないが、一応映画化されている。>追記、見たが、何も覚えてない。

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