英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

洋書50冊の先に何がある? 11冊目:Emily Giffin ”Something Blue”

Chick-litには飽きたはずが、"Borrow"にプレビューがついていたので、そのまま読んでしまう。

この著者はビッチを描くと筆がのるようだが、ちょっと行き過ぎで、前半はハートのある人物に感じられない。リアリティが全然ない。
後半は、突如ダニエル・スティールに豹変。なかなかに面白くない。

この本でイヤというほど目にした言葉:smirk

外国語でまとまりのあるものを読むと、わからない言葉は引っかかるので、その人が使いがちな単語というのが浮かびやすい。
和書でも猿谷要先生が「遡る」を多用されるのが気になったことがあった。
もちろん、読めなかったから気づいたのだ。