私は日本の「英語学習教材」が好きである。
実のところ、教材で学習する必要はさほどない。
毎日人と話し、好きな本を読み、メディアにふれ、要はふつうに生活していれば英語力は維持できる。
それでも、私は英語教材を買い続ける。
さすがに資格系は買わなくなったが、特に、通信教育に費やした額はあまり数えたくない。
思えば、実家の父が勤務先の研修の一環として、ヒアリングマラソンをとっていたのがきっかけだったかもしれない。
一応、毎月テストを提出して、それなりの成績を出していないと会社から補助が出ない、とのことで、テストは母が黒子でやっていた(笑)
あの教材は非常に素晴らしい。ことばの学習がキライでなければ。
何よりEnglish Journalのインタビューを覚えるまで聞いて、唱和するのが楽しみだった。
研修で、たとえば数回、オフィスに英語教師を招いたところでほとんど意味がないので、「結局は自分で努力し続けなければ身に付かない」という点も含めて、ナイスな社内制度だったと思う。
あとは「私はこうして勉強した!」みたいな本や指南本も好きである。
印象に残っているのは、
岩波新書「英語とわたし」
村上憲郎「村上式シンプル英語勉強法」
ロンブ・カトー「わたしの外国語学習法」
斎藤 兆史「英語達人塾」