どれだけレーティングが低くてもめげずに見ようと決めていた作品。
ホントに私のまわり&いつも参照している批評メディアでは予想どおりすぎる評判で笑った。
カリフォルニアのフォスターケアのしくみ、実態、そして家族のかたちをかいま見るには面白い。
マーク・ウォールバーグは役に恵まれない人だなーと思っていたが、本作のお父さんはいい。
「子どもの前にパートナーが第一」の姿勢(アメリカ人夫婦としては当然ですが)が素晴らしい。
個人的には、フォスターケアのアレンジグループのモデレーター、カウンセラーら(演じるのはオクタヴィア・スペンサーら)の仕事ぶりが立派で、私もあんなふうに頼れるヤツになりたいなと思った。
このレベルの作品であえてあげつらうのも野暮なのだが、リジーがやや軟化する2シーンでスローモーションになるのは絶対おかしいし、差し込まれる音楽も80年代の映画みたいで妙だった…
養子の1人がエンドロールで歌い出すのも「日本版主題歌」のようです。
私が拡張家族に関心をもった20年近く前の1冊。ニューヨークの魔法シリーズの岡田光世氏のルポ。
今読んでもほとんど古びていない。
トレーラー。