英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

映画 A Haunting in Venice を見た。『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』

ケネス・ブラナーのポワロ作品については『オリエント急行殺人事件』のやり口に憤怒したので圏外だったのだが(もちろんナイル川は見てない)、本作は信頼するレビュワーが絶賛していたので出かけた。

面白かった。
プロダクションデザインの愉悦に浸った。
洗面所の美術が特によかった。ブラボー。
そして、いつもはTHE ENDで即立ち上がるこの街の観客も全員おとなしくしてたのはベネチアの力。

実際に「センスする」人は見える聞こえるって大騒ぎしないもんなんだよね。
自分には見えると思い込みたい人は悪いもんに憑依されがちなのよ。ほんっとに気をつけないといけない。危ないよ。
最近、うちの教会にもニセ預言者が混じり込んでいるので切実。

そのとき、律法学者、パリサイ人のうちのある人々がイエスにむかって言った、「先生、わたしたちはあなたから、しるしを見せていただきとうございます」。 すると、彼らに答えて言われた、邪悪で不義な時代は、しるしを求める。しかし、預言者ヨナのしるしのほかには、なんのしるしも与えられないであろう。(中略)汚れた霊が人から出ると、休み場を求めて水の無い所を歩きまわるが、見つからない。 そこで、出てきた元の家に帰ろうと言って帰って見ると、その家はあいていて、そうじがしてある上、飾りつけがしてあった。 そこでまた出て行って、自分以上に悪い他の七つの霊を一緒に引き連れてきて中にはいり、そこに住み込む。そうすると、その人ののちの状態は初めよりももっと悪くなるのである。(マタイ12:38-45)

昨日たまったまMaxで『フィフティ・シェイズ・フリード』をつけてみて10分でやめたところだったので、ジェイミー・ドーナンがまあまあの役で登場しててなんか安心した。余計なお世話だけれども。

平日マチネ、7.5ドルで鑑賞。

トレーラー。