英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

制作現場の搾取がにじみ出ている映画

暴力やハラスメントを許す環境で作られた作品は見ればわかる、という話がある。
映画は監督のメディアなのだから当然と言えば当然だろう。
いくつか、鑑賞中に「現場で搾取が行われてそう」と感じた作品を思いだしたのでメモしておく。後で追加する。

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『奇跡の海』
どちらも主演俳優が必要以上に痛めつけられたのでは?と思わせる雰囲気あり。
後にビョークがトリアー監督の名前は挙げずに撮影のつらかった経験を語っている。

『レオン』『WASABI』
俳優に合意がとれていないところがありそう。それでも特に『レオン』は友人たちが超評価しててヤーな気分に。

『愛のむきだし』
ほんとうに気持ち悪い3時間だった。
LAでの上映は日数が少なかったこともあってか、満席だった。連れがいたので途中退席できなかった。

『氷の微笑』
後にシャロン・ストーンが合意していない撮影内容があったと告白していたが、何も知らない一観客としてはジーン・トリプルホーンのほうが演技をかぶった向こう側で傷つけられているように見えていたたまれなかった。

ドラマ The Affair『アフェア 情事の行方』
『氷の微笑』のトリプルホーンと同じく、ルース・ウィルソンがvulnerableに見える。役柄のせいもあるかもしれない。