英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。Python、Ruby、JavaScript、神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

映画 What They Had を見た。家族の認知症と向き合う。『ワット・ゼイ・ハド』

正統派ドラマ、いい映画。
暴力と何ら変わらない怒声が嫌いだが、この作品の家族の言い合いは不思議と気にならず。
シカゴの寒空も悪くない。

認知症については...過去そして現在関わっている認知症患者のそれぞれの症状を反芻するにつけ、個人的に思うところありすぎるのだが...
この物語のブライス・ダナー(グウィネス・パルトローのオカン!)のボケはまさに少女に戻った感じで美しくて、アレならいいじゃん、と思った。
本人も辛くなさそうだし。
一応、「シモの世話をしてるのはワイや」という説明はあったけれども。

本筋から少しずれるが、息子のバーに父親が訪れてマンハッタンを注文した小さな一節が一番好きだ。
これまでにも何度か書いたが、子が親の承認を得る話はいつも胸に迫る。自分に思い当たる節があるわけでもないのに。
息子は『シェイプ・オブ・ウォーター』でかわいそ過ぎたマイケル・シャノン。
素敵にエエ役で嬉しかった!

ヒラリー・スワンクの夫の配役が絶妙。
どういう人なのか想像させといて、まさにぴったりの感じの顔つきの人が出てきた。

そうそう、老人ホームの廊下に「バス停」があるのはナルホドな〜と思った。
認知症患者の記憶のかけらに寄り添うのね。

(3/2019追記)
なんぼなんでも、邦題ちょっと無くないですか?

トレーラー。