21世紀の縁(인연)のかたち。
でもね〜、このふたりなら、来世まで待たずとも12年先は何が起こるかわからんよ。
バーで3人で過ごしているのに2人だけの世界に入っちゃうやつ、まるで私もその場にいるみたいに除け者になった夫が気になっていたたまれなかった。ここでは一応言語が障壁になっているけど(でも夫は実は結構理解してる)、同じ言葉を話していても起きること。
カップル同士みたいに明示的な別れでなくても、友達関係にも卒業のきっかけが訪れる場合がある。
いつのまにか疎遠になるのでも絶交するのでもなく、卒業。
私は渡米するとき、意識的に一部の友達グループとの連絡を絶った。
スマホ普及前夜、それは今よりもはるかに容易だった。
日本で使っていたウェブメールに何度か連絡がきているのは横目で見たけれど開封せず、ローンチされたばかりのGmailを取得してからは誰にもアドレスを教えなかった。
渡米後に開き、米国の知人しかつないでいなかったFacebookは2011年を最後に一度もログインしなかった。
ケンブリッジ・アナリティカの件を機にやっと放置アカウントを削除しようとしたとき、相当数のコンタクトやリクエストがたまっていることがわかったが、リストもチェックせずに消した。
その中に、もしかしたら思いもよらぬ知人がいたかもしれない。でも私がそのときに見たいと思わなかったのは縁がなかったということ。
アーティスト・イン・レジデンスは憧れ。
日本の大学の英文科で学ぶ、ドイツの語学学校に通う、と並び、絶対にnot for meなのに興味が尽きないプログラムのひとつ。
たぶん、今年一番頻繁に見せられているトレーラー。A24の財力よ。