大変に血湧き肉躍った。お仕事ものは鉄板。
レースシーンも最高にゴージャス。
何かのインタビュー記事で読んだあるエンジニアの言葉「なぜ車がスピードを出せるか知っているか? ブレーキがついているからだ」が頭の中を何度も去来した。
ミッレミリアに終止符を打ち込むことになった事故、コースの大半には観衆いないのにピンポイントで悲惨すぎる。
運って、好いのも悪いのも連鎖というよりアキュムレートするのよな。
ペネロペ・クルスが、今まで見た出演作の中でいちばんよかった。
ラテン系のファムファタール役がきまってこの人で、勝手に飽きていたのだが、本作ではフェラーリの手練れのパートナーとしてコケットリーなだけではない魅力があった。
この2日間の日本からのニュースでも身につまされているが、今私が享受しているものを支えている無数のアンサングヒーローを思った。
食事の場面のたびに出てくるパスタがどれもうまそうすぎる。
その何皿かは最後の晩餐になってしまったが。
平日マチネ、7.5ドルで鑑賞。
今日は、映画館近隣のハイクラスホテル2軒でストをやっていた。
原作読む。フェラーリ以外にも興味深い人物がどっちゃり出てきたので。
トレーラー。