オースティンの『高慢と偏見』を下敷きに(?)ロングアイランド沖の島でのクィアな1週間を追うロマコメ。
モタモタしてるし、モノローグうっとうしいし、何よりgaynessに欠ける。
ただ、Happeningと同様、自分ごとを思いめぐらす時間になった。
国籍にこだわる人、特定の人種を好む人がやや否定的な目線で描かれる。
それに同意する気持ちもあるのだが、渡米してから特に、指向&フェチズムと差別の狭間に線を引けないことを思い知らされてきた。
「私」は不快に感じるけど、これを差別だと指摘できないよなぁ、というflirtingシチュエーション。
別の話。
sweet!が口癖の男友達がいて、ひそかに"so gay..."と思っていた。
だが、先月初めて彼の地元の州に招かれて遊びに行ったら、三輪車に乗った男の子からドライブスルーのおじさんまでsweet!と言っていて超スイートだった。
Sweeten up pride month.
トレーラー。