英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

祈りのあとにデニッシュとコーヒーがきた

クリスマスは嬉しいときである。
正確には12/25はジーザスの誕生日ではないのだが、新しい王の誕生はいつ思いめぐらしても胸温まるものだ。

で昨晩はPrayer meetingに行った。
兄弟姉妹が集まってひたすら祈るのである。
クリスマスはgiveのとき。
普段自分のことばかり祈ってる私が、素直になって人のために祈った。
顔が思い浮かんだ人から順番に、悲しい思いをすることがないように、祝福がたくさんあるようにと。

帰りにカレッジ近くのスタバに行った。
そこだけは夜中まで開いているのである。
(LAは結構夜が早い。エリアによって若干ルールは異なるものの繁華街のバーやクラブもきっちり2時に閉まる。)

スタバでパンやお菓子を買うと割高なのは日本と同じ。
それでもソーセージデニッシュ($4近くする涙)とラテを買った。

待っていたら、店員さんが「ゴメン、焦がしちゃった」とパンの袋を開けてみせた。
That's okayと言いかけると、「ソーセージデニッシュはこれが最後の1個だったから、もう1個別のフードをあげる。サンドイッチとか、何がいい?」とまくしたてた。
太らせてくれるなと思いつつ「じゃあドーナツ」と言うと、すぐにウィンドウを見に行ってくれたが「ゴメン、なかった」と言う。「じゃあチョコレートデニッシュ」と答えると、「あ、それなら多分ある。あっためる?」と聞いてくれたので、(また焦がしてくれたらネタにしよう)と思いながらお願いする。

オーブンの前で「あったよ!」と指をグーと突き出してるのが見えた。
3人くらいレジの前で待っているのに、今度は彼女はチンと鳴るまでオーブンの前に立っていた。

そしてチョコレートデニッシュを持ってきてくれ、さらに「今度使ってね」と"next one is on us"カードまでくれた。

別にいいのに。。。

私は、お礼を伝えたときの彼女の笑顔が嬉しかった。
夜中だというのにデニッシュ2個を頬張った。
これが今日、神さまが私だけにしてくれたこと。