ずいぶん前からPRが始まっていたものの、ふたを開けてみると評判あまり良くない...
でも、ジャッキー写真集を2冊持ってる者として、とりあえず見に行かないわけにはいかず。
感想としては、まあ、襲撃直後からオープンカーをかばった007カッコいいね!というところか。
もちろん、ナタリーは熱演です。この映画は、彼女に賞をとらせるためのただのヴィークルなので、それは当然。
残念ながら脚本の腕が足りていない。overwhelmingな現実を全くさばき切れていない。
時系列でないフラッシュバック構成が安易で、白けた気分に。
特に、神父に何でも語らせて処理してるの、すっごくダメ。
曲がりなりにもクリスチャンファミリーに育ったジャッキーが、あんな「はじめて聖書をよんだひと」みたいな質問するか?
(事実だと言われたら困るけど)
ジョンソンの大統領宣誓がエアフォースワン機内で行われたとは知らなかった。
ジャッキーの評伝は今なお続々発刊されているが、やはり、実際に邂逅を得た人が書いたものでないと読む価値がない。私が今のところ一番好きなのは彼女のシークレットサービス、クリント・ヒルの手記。
ジャッキーは赤ん坊のオムツを換えたことはないそうです。
私はJFKの任期中の人非人ぶりを不倫相手のメモワールで読んで以来、神が暗殺を許したのだとしか思わなくなった。
JFKに選ばれた女子大生の数奇な人生 – Mimi Alford “Once upon a Secret”
来年からのあの人もね... 神聖な結婚をけがしているので、任期中か、存命中かは別として、なんらかの裁きはあるでしょう。
彼が毎週教会行ってるとか、どんな教会だよとしか。
息子のジョンジョンは超いい奴。彼は家の天命に飲み込まれて気の毒。
ボスJFK Jr.の死を超えて – RoseMarie Terenzio “Fairy Tale Interrupted”
師走です。私の個人的な2016映画トップ3はこちら。
トレーラー。