英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

本気の語劇で体の底から言える言葉をふやす

うちの教会は日曜学校の子どもだけじゃなくて、イースターだクリスマスだと機会をとらえては、大人も聖書劇をやる。
グループで聖書の箇所を引っ張り、聖句に忠実に脚本に仕立て、アホみたいに本気で演じる。

本番前になると夜中に人ん家に招集されて練習したりして、なんの部活だよコレーと思うこともしばしば。

でもやってるうちに気づくが、芝居は聖書をプラクティスするのにムチャクチャ良い方法なのだ。
台詞として覚えるだけじゃなく、自分のからだ全体で話す。相手の反応が返ってくる。聖書の言葉が自分のものになる瞬間だ。
(悪霊の役とかをやることもあってそれはいいのかどうか…)

で、個人的には、英語の練習にもなったりしている。
英語の聖句を自分から出たものとして喋るのだから。

日本でも教育に英語劇を取り入れる事例を聞く。
2つほど某大学の英文科のを見に行ったこともある。
観客としては日本人による字幕付き英語劇はひどく退屈だったし、台詞の少ない学生さんとか気の毒だったりもするのだが、ひと役を仕上げることで結構な英語筋力、瞬発力がつくと思う。

私が英語のTAやるとしたら絶対に劇やってもらうなー。
台詞がめっちゃ多い群像劇を。
観客への思いやりを考慮しなければミュージカルもいいな。