ジェーン・カンピオン怖いんだけど泣
『ブロークバック・マウンテン』と同じ後味。
主人公、この時代のこの土地に生まれたためにほんとにしんどかったね、最後まで何もいいことなかったじゃん...ってすごくかわいそうになるやつ泣
↓↓ ホラ、苦しそうすぎる泣 ↓↓
わたしの魂をつるぎから、わたしのいのちを犬の力から助け出してください。(詩篇22:20)
小麦にふりかかった血潮、いけにえの毛皮で人殺し(?!)など、はっきりと聖書的な暗喩もたっぷり。
カンピオン監督の作品はやはり『ピアノ・レッスン』が思い出深い。スコアを買ってあのテーマを練習したりもした。
友達と『スクリーン』『ロードショー』誌を交互に買って、今でいうイオン的な田舎のショッピングセンター内の映画館に制服姿で見に行っていたころ。
それで今、年齢は数字!とはいえ、うちの両親と変わらない年でこれ作るの怖すぎるよ。
ブラボー。
ただ、この空気感は北米大陸じゃないでしょう...とずーっと引っかかっていた。そこかなり残念。
ザ・アメリカ物語なので。
12月1日からNetflixで全世界公開。
1967年刊の原作。
邦訳が近刊で2種類出てるのはなんでや。版権切れてないよね。
ロケ地はニュージーランドだって。
トレーラー。