英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

十分の一献金で祝福されているご家庭の事例(シリーズ献金 その18)

5/18/2021付けのNY Timesの特集。
WHAT WE SPENT IN A MONTH - Six American families open their doors — and their wallets — to show us how much life costs.

毎日息するだけでどんだけお金かかんねん、という恐ろしい記事なのだが、その中で什一献金をしている家庭が富んでいるのを見て少し嬉しかった。
「細かい計算はしない派」なのは私もブリタニーさんと同じ。仲間~。

ブリタニー: 教会への什一献金($1,200)は私にとってごく当たり前のこと。両親が捧げているのを見てきたからです。基本的に、お金は自分のものではない、という考え方です。私たちの経済は神様の祝福でしょ? きっちり収入の10パーセントを計上しているわけではなく、だいたいの金額を捧げることにしています。収入が毎月変動するからです。夫はクリスチャン家庭の育ちではないので、分かってもらうのはちょっと大変でした。(拙訳)

「記事中の6家族の中で献金をしている家庭がそうでない家庭よりも富んでいる」と言いたいところだが、そこはアメリカ。
サンプルが少ないのはもちろんだが、住んでいる地域や家族構成や人種(大きな変数です)がバラバラでさすがに比較はできない。

が、少なくとも、子どもの頃から献金をする親の背中を見て育ったブリタニーさんはもちろん、彼女の家族もブリタニー親にめっちゃ感謝していいと思うのです。

バイデン政権のもと、向こう4年間は全米の8割の家庭に毎月子ども1人あたり$250-300が支給される予定です。
(上述の什一献金家庭は金持ちなので対象外かもしれない)

せめて、せめて子どもに腹いっぱい食わせられる社会になろう。
これって国として最優先・最低限の任務だと思うんだけど、そう考えない「先進国」が存在するようなので(泣)

ひとつだけ具体的に言うと、食料品に消費税をかける社会は異常だと思う。
日本にいたときは何も考えずに払っていたが、食料品に税はかからず、お金に困ればフードスタンプがもらえ、最悪、徒歩圏内の複数のフードストレージに常にアクセスできるところで暮らしていると、その非道さに驚く。

しかもその消費税、約束どおりに使われてないんでしょう? ため息しか出ない。