音響、音楽が聞くに耐えない。
結婚までの日々に加え、日記帳や手紙のシーケンスがイモすぎる。
ファッションとメイクだけで80、90年代を演出しようとしてるのも苦しい。
というわけで、話が頭に入ってきにくいのだが、脚本と演出にもインテグリティなし。
いきなりDonna、強い素敵な名前、とか言い出すラストにめっちゃ白けた。
iポンでも素人にはそれと分からない映画が作れる昨今でも、こういう昼メロ映像ができてしまう。
道具じゃないんだ、ってことで逆に希望かも。
お金出さなくても映像つくれるじゃん、グラフィック作れるじゃん、ウェブサイト作れるじゃん、翻訳できるじゃん、報道できるじゃん....と「プロ」が買い叩かれがちな今だからこそ。
ところで、離婚後、子どもと過ごす分担時間を破って揉める場面があるが、あの取り決めの厳しさは私もここに来てから初めて知った。
ケツの時間はもちろんだが、スタート時間も厳密に守らなければならない。
「父親担当は日曜の朝の9時から」と決まっているために、子どもを送ってきた母親が父親の家の外で9時ぴったりになるまで待っていたりするんだよ。
共同親権、体力いるぜ〜。
彼女と似たストーリーを持ってる女性、西側のこの街にもごまんといるんだよね。
ティーザー。