えっと、『燃ゆる女の肖像』と同じ話だった。
潮風に洗われて立ち上がる原始の鼓動、期間限定ゆえの輝き、思わず寝姿をスケッチしてしまう瞬間、オーガニック野菜とゆで卵の質素な食事、ピアノ、刺繍、そして都会での再会が蛇足なとこまで、共通の要素も多し。
でも、ディテールは本作のほうがずっと好きだ。
立ちションをした手でパンをちぎるところなんか出色。
ただし、ファッションとスタイリングは『燃ゆる女の肖像』がフランスの面目躍如。一張羅姿のローナンがなんか婆やっぽくて...。
手作業に没頭すること、他人を助けることが癒しになるという事実がよく描かれていたと思う。
It's all about forgetting yourself.
Merry Christmas.
トレーラー。