死をフレームにカップルの闇を深掘りするスリラードラマ。
あんまり好きじゃなかった。
「死」いらなくね?
含みのある"I can't breathe"のセリフもあまりうまく活かされていなかったと思う。
どうしてもBLMの記憶に気を取られるしね。
Faithとtruth、そしてfriendとmateをキーワードにした2人のオリジナルの結婚誓約がとても素敵。牧師がリードする定型文を使いたくない人は、マネしたらいいのでは。
イルカの群泳を見ると、神の存在を認めずにはいられない。
自我に邪魔されず生まれたまま、プログラミングされたとおりに生きている生き物の姿は美しい。
かれらは人間に仕込まれたから、エサのご褒美がもらえるからじゃなくて、ただ楽しいから飛ぶのだ。
ハワイでイルカを見に行くボートに乗ったとき、「もうこのツアーは禁止になるかも」と聞いた。
本来、昼間はイルカの睡眠時間なので動物保護の観点からということだった。
でも、この映画みたいに早朝に行けば負荷は少ないのかも?
人間の勝手は変わらないけど、あの姿がもう見られないのは残念だと思う...
ごく平凡な作品だが、ロサンゼルスの日常風景をたっぷり取り込み、スピリチュアル、ニューエイジに甘いハイソ媒体のレビュワーたちが高評価をつけている。
トレーラー。