英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

映画 The Photograph (2020) を見た。ステラ・メギーの『ザ・フォトグラフ』

バレンタインデームービー第1弾(この連休中にもう1本見る予定)。
いわゆる退屈な映画を久しぶりに見た。

嵐の日に大事な人たちと暖かいおうちでヌクヌクするところと、部下に辞職を告げられる上長のショックに共感したくらい。

このレビューを読んで笑ってしまったのだが、

Watching "The Photograph" is like looking through a friend's old photo album - it's not as exciting as your friend thinks it is.
Johnny Oleksinski - New York Post

確かにそのとおりな一方で、引き込まれる物語といえばいつだって人物伝だ。有名無名問わず。
しかもメイさんのお母さんは80年代に写真家になろうとニューヨークに出たわけで、本来なら一番面白いはずなのだ。

脚本がいまいっちーなのはもちろんのこと、音楽がうるさい、アートワークが物語の雰囲気に合っていないのが気になった。
主役2人は華やかなだけ、お笑いパート(兄弟の家とオフィス)も、出てる人たちが一生懸命頑張ってるものの不発だった。
先述のボスは少ない出番ながら、地に足ついた存在感でよかった。

トレーラー。