英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

映画 The Mustang を見た。マティアス・スーナールツと『ザ・マスタング』

いい物語だった。美しい。
愛想のない編集がとても好き。
あまりにブチっとシーンが変わるので個人的についていくのに一瞬手間取るところが何か所かあったのだが、それがドナドナのシーンではめっちゃ効果的だった。
星条旗カラーを目印にオークション当日だぜ~と分かるカットも実にスマートで心が動いた。
というかオークションのシーンは細やかな描き込みがいちいち良かった。

ただ、このお話のベースになっている実態、マスタングをならすのを受刑者の更生に使う→ならしたのを競売にかける、というのは『ミーガン・リーヴィ』と同じ、人間てやつは...案件ですね。
動物と向き合うことで目覚ましく人が変わるのはこの映画見なくても実際そうだろうな、と思うんですよ。
動物は人間よりずっと神に近いきよいものなので当然です。
でも、最後にローマンが「俺じゃなくウマに謝れ」とじーさんに言われたとき、「そーだ、謝れ、謝れ」って思った。

本筋と関係ないが、受刑者の一般面会ルームで、受刑者と一緒にリゾート画を背景に記念撮影できちゃうの、いろんな意味で面白すぎないか。
しかも同じく受刑者がカメラマン、アシスタントとして楽しそうにご奉仕してるし。
まさか、彼らが娑婆でカメラマンだったからその特技を活かしてるんじゃないでしょうね。まるで教会だな。

トレーラー。