英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。Python、Ruby、JavaScript、神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

映画 Maudie を見た。サリー・ホーキンス is 『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』モーディーの半生

カナダの下手うま画家、モード・ルイスの半生。

近頃、"not bad" な映画をたて続けに見すぎている。
「でも良かったよ」と、謎の接頭辞「でも」を付けてしまう類の映画である。

イーサン・ホークは、役柄の割にヘアスタイルがかっこよすぎる気がしたが、良かったと思う。
初めて出されたスープを飲む表情、友人相手に寝室のことをほのめかしたモードを思わず殴ってしまうシーン(観客悲鳴)はとても説得力があった。

アメリカのグランマモーゼスと並んで評される画家らしいが、本作を見るまで知らなかった。
彼女の絵のほとんどは、まだまだ「誰かんちの屋根裏」に眠っている可能性が高いという。
この機に新たに作品が発掘されれば、映画化された意味もあろうというもの。

ちなみに、撮影中、クルーのもとに「ウチにもモーディーの作品があるよ」という電話や絵画の持ち込みが後を絶たなかったが、ひとつとして本物はなかったのだとか。
(あえてニセモノとは言わない。悪気なく、忘れていた子どもの絵をもしや?と思ってもぜんぜんおかしくないから)
作品価値としては今のところモーゼスの半分程度、1万ドル以下らしいが、下手ウマ、罪つくりだな。

実家には母が買ってきたモーゼスの画集があってよく見ていたが、個人的にはどちらもあまり好きな絵ではない。
が、心のままに描き続ける人たちには常に敬意をはらう。

彼女にとって絵は賛美だったんだと思う。
下手でも描かずにいられない、歌わずにいられない、書かずにはいられないのは、人間が神を礼拝するために作られた生き物だからだ。

モード・ルイス関連書籍。






ライバル?モーゼスおばあちゃんのほうが日本では知られているので、和書も画集から自伝までいろいろ。


ウチにあったなつかしの本。

トレーラー。