すっごく面白かった。
ただし、ラスト20分前まで。
普通は避ける類いの作品だが、サスペンスとして非常によくできている、と聞き、予告編を1回だけ見て行った。
「クローバーフィールド」という作品があるのを知ったのは鑑賞後。
シェルター設定は興味深いし、当然出てくる聖書の例えも含めて「おお、これは社会派なのか」「そうそう、いくら人にバカにされても神様には従わないとね、洪水来てから方舟作っても遅いんだ」「放射能こえー」「助かっても未来がないよね」などとちょっと深刻に見てしまった。
最後どうなるんかな?!とちゃんと気になるのは、先のレビューの通り、正しいサスペンスだ。
が、最後の20分である。
あかん、このシェルターおぢさん、単なるサイコや!
(C級SF)「スーパーエイト」リターンズ!!!
「ゴーンガール」で書いたように、やっぱり私は「バケモノ」が出てくる脚本はダメです。
物語の障害が全て取っ払われてしまうからです。
3人の役者さんはとても良かったと思う。
一瞬覚悟を決めて一緒に時間を過ごすところは和んだし、ミシェルとエメットの昔語りもしみた。
今回、12スクリーンある映画館で見たのだが、本作は「スクリーン10」で上映されていた。
小さいことだが、こういうのをデザインという。
また思い出す、Rを左に、Lを右に、のあり得なさ。
トレーラー。